先日、主要なゲームアーワードThe Game AwardsとGDC、BAFTA、Golden Joystick Awards、D.I.C.E. Awardの全GOTYを獲得する史上初の偉業を達成した「バルダーズ・ゲート3」ですが、先だってLarian Studiosが続編の開発を担当しない旨を明言したシリーズの動向に注目が集まるなか、新たに“Wizards of the Coast”が「バルダーズ・ゲート」の今後について言及。はやくも続編の開発を視野に入れたパートナーとの対話を始めていることが明らかになりました。
これは、先日“バルダーズ・ゲート3”が見事GOTYを獲得したBAFTAの授賞式会場でPC Gamerのインタビューに応じたWizards of the Coastのデジタル戦略/ライセンス担当シニアVP Eugene Evans氏が明らかにしたもの。
Eugene Evans氏は、「バルダーズ・ゲート」フランチャイズの将来について、既に多くのパートナーと対話を重ねていると語り、その答えが出るまで、“Baldur’s Gate II: Shadows of Amn”から“バルダーズ・ゲート3”のように25年もの歳月が過ぎないことを願っていると強調。一方で、十分な時間を掛けて、「バルダーズ・ゲート」の将来に相応しいパートナーと適切なアプローチ、最適なプロダクトを見いだすつもりだと説明しています。
また、Eugene Evans氏はLarian Studiosが“バルダーズ・ゲート3”で生みだした(アスタリオンやシャドウハート、レイゼル、ゲイル、ウィル、カーラック、ダークアージを筆頭とする)魅力的なキャラクターたちが、既に“ダンジョンズ&ドラゴンズ”のカノンとなっていることを明言。ファンのためにも、彼らが将来の「バルダーズ・ゲート」ゲームに登場する可能性があると思いたいと発言しています。
加えて、当然生じると予想される(Larian Studiosが開発を担当しない続編に対する)コミュニティの反発について言及したEugene Evans氏は、“ダンジョンズ&ドラゴンズ”コミュニティが非常に情熱的で、Wizards of the Coastの取り組みが気に入らなければ真っ先に知らせてくれるはずだと語り、これこそ我々が彼らを愛する理由だと説明。「バルダーズ・ゲート」新作のハードルは極めて高く、このハードルに達し、超えることこそがWizards of the Coastの使命だと強調しています。
Eugene Evans氏の発言通り、傑作“バルダーズ・ゲート3”を超えるハードルは途方もなく高いと言えますが、Wizards of the Coastが一体どんなスタジオからアプローチを受け、対話を進めているのか、Larian Studiosの次回作を含め、今後の動向に改めて大きな注目が集まるところです。
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