セガの新エイリアンフランチャイズの尖兵として1作目にリリースされたRebellionのシリーズ最新作「Aliens vs Predator」、セールスは残念ながら好調とは言えませんでした。フランチャイズ自体もほぼ完成していたと言われるObsidianの”Aliens RPG”はキャンセルされ、”Borderlands”で大成功を収めたGearboxが開発中のFPSタイトル”Aliens: Colonial Marines”も続報は全く聞こえてきません。
Rebellionが開発を担当し2009年にBethesdaからリリースされたRogue Warriorも恐ろしく酷い出来で低評価を受けており、近年の不調が続いた影響か今年の3月には20年間続いてきたダービーのオフィスのレイオフと閉鎖が明らかにされていました。4月に入りスタジオの閉鎖作業もすっかり終わった模様ですが、このダービーオフィスに務めていた開発者の給与に関する未払いが発生し問題となっています。
これは閉鎖作業など残務処理を含めた4月分の給与と、20年務めた開発者5人へのボーナスも含めた金銭が未払いになっている物で、元ダービーのスタッフはオックスフォードのRebellion本社とダービーオフィスが別会社である事や大きな経費がまだ残っている事などをDevelopに明かしています。
なおJoystiqがRebellionにコメントを求めた所、創立者のJason Kingsley氏とChris Kingsley氏は旅行中との事で、正式なコメントは発表されていません。今回のエイリアンフランチャイズの件ではObsidianとGearbox、そしてRebellionの命運はきっぱりと分かれてしまった様に思えてなりません。Aliens vs Predator以降、次回作のアナウンスがまだ行われないRebellionですが、動向が気になるところです。
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