先日とうとうアナウンスを迎え大きな注目を集めているGuerrilla Gamesのシリーズ最新作「Killzone 3」、先週サンフランシスコで初期ビルドのKillzone 3を用いたプレビューイベントが開催され、主な海外情報サイトにてハンズオン情報が並び始めました。
イベントの概要については先日お伝えしたニュースに記載してありますが、各海外メディアのインプレッションから興味深い内容やいくつかの新しい情報が明らかになりました。
いずれのメディアもシネマティックで派手な演出や映像表現については大きく進化し紛れもなく豪華である事を強調し、同時に線形で無くなったゲームプレイについても大きくなったスケール感と共に好印象だった模様です。閉鎖感は大幅に縮小され、非線形になったゲームプレイを擁する広いステージの空間はかなり自然に感じられる物だったとの記述なども見られます。
さらに今作から登場するゴア表現を含む近接戦闘の”brutal melee system”について、キルムーブが武器別に特有のモーションが用意され、環境や近くに存在するオブジェクトを利用したバリエーション豊かな物になる予定である事が記されています。またイベントでのキルムーブではヘルガスト兵の額にナイフの刺し傷が確認出来るシーンが見られたものの、基本的に近年多く見られる様になったQTEから新鮮さは感じられなかった模様です。
またカバーシステムについて、砂袋や鉄板を用いたカバーエリアが連続射撃により破壊可能だった事が記されており、前作に比べて破壊可能なオブジェクトがはるかに多くなった事が明らかになっています。
さらに、イベントではKillzone 3の重要な新要素と言える3D立体視によるプレイも行われ、どうやらまだ現段階では調整が必要と言わざる得ない評価が各メディアから下されています。
Joystiqは3D立体視によりイメージが曖昧になったと評価、現段階のビルドでは2D時の素晴らしさと3D表現によるビジュアルの散漫さにトレードオフの価値が無いと述べ、今後の最適化が必要と記しています。しかし3D表現に失望があったものの、Killzone 3の刺激的な仕上がりは全体的に魅力的でプレイする事を熱望すると締めています。
Kotakuでは3D立体視によるプレイが既にこれまでに見られた3D表現と似た印象だった物の、そこに”有る”印象は良いと評価、しかし時に吐き気が感じられる瞬間があったと記しています。さらにアイアンサイト時の3D効果がクリアであった事、時々方向感覚を失ってしまうこと、奥行き感はリアルに感じられたそうです。
さらに3Dメガネについても触れられており、ゴーストが発生する事、レンズシャッターが耳にうるさい事、そしてそれらが戦闘中に混乱を招く事があると記されています。全体とし3D立体視のデモンストレーションとしては優秀であるが、全キャンペーンをプレイするための理想的な方法ではないかもしれないと評価されています。
shacknewsではジェットパックを利用した敵との戦闘で3Dの効果がよく引き立てられていた事を記していますが、同時に疲れを招くギミックによってプレイ経験が減じられるように感じられたと評価しています。
3Dプレイでの内容については各評価とも今後の調整が必要である旨が感じられる内容になっていますが、フレームレートの低下などは特に見られなかった様子で、パフォーマンスの心配は不要の様です。3D立体視で大ヒットを記録した映画「アバター」でも3Dの情報量の多さからもたらされる疲れが大きなハードルで、脚本がシンプルで分かりやすく見たことがある話に感じられる様調整された経緯が知られていますが、ゲームのジャンルによってはかなり多くの情報量がユーザーにインプットされる事は間違い無く、今後の大きな課題となりです。
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