ポーランドのデベロッパCDProjektが開発を進めている期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、今回は前作で用いられたAurora Engineから内製の新エンジンによるタイトルとなり、これまで明らかにされてきたトレイラーや情報等からは映像表現を始め、ゲーム自体のスケールもかなり大きくパワーアップした印象を受ける物となっています。
先日開催されたgamescomでは新しく登場した2レベルのデモンストレーションが行われ、ゲラルトがミッションを進めていく通常ミッションとエピックな戦闘の様子が窺えるボスモンスターとの戦いが提示されました。今回はその2つのデモンストレーションを収めた映像をお届け、さらにデモンストレーションから明らかにされた本作の新要素をまとめてお知らせいたします。
1つ目のデモ映像には実際のプレイデモの前に本作の新要素に関するパネルが表示され、エンジン周りの情報や前作とのボリューム比較などと共に、何やら前作からの引き継ぎが可能と思わせる内容なども見受けられます。さらに新エンジンはゲーム開発の統合環境として開発が進められてきた事が判る要素が記されており、ロードスクリーンの数などからも本エンジンのモダンさが窺い知れる内容となっています。またデモなどで確認でき、各メディアからも指摘を受けた不自然なモーションやフェイシャルについては今後改善が進められる事が明らかにされています。各要素の詳細は以下でご確認下さい。
■ 前作との比較
- オープニングは1種類から3種類に増加(前作のEndingに絡む?)
- エンディングは3種類から16種類に増加
- カットシーンは53分の130シーンから150分の256シーンに増加
- 鎧の種類が5種類から30種に増加、さらにアイテムを利用した強化も可能に
- Signs(魔法)の種類は5種から6種へ
- ロードスクリーンが約700枚から4枚に減少(ロードの頻度が減る事を示唆か)
■ 新エンジンについて
- 20人のプログラマが3年掛けて開発を行った
- 素晴らしくパワフル且つ、直感的なエンジン
- ノンリニアなRPGを開発可能
- 鎧の種類が5種類から30種に増加、さらにアイテムを利用した強化も可能に
- プリレンダ映像と競合可能なレベルの表現が可能
■ 新エンジンのメインツールとサブシステム
- ダイアログ ディレクター
- ダイアログ エディタ
- カットシーン編集
- ゲームオブジェクト ビルダー
- ワールド ビルダー
- テンプレート エディタ
- コミュニティ プランナー
- ストリーミング セットアップツール
- 各種3Dツール用エクスポーター
- テラン(地形)エディタ
- マテリアルエディタ
- スクリプトエディタ
- ゲームカメラ エディタ
- アセットブラウザ
- 探索及び移動ツール
- 植物生成ツール
- クエストビルダー
- Havoc Physics統合ツール
- キャラクタービルダー
- 環境エフェクトエディタ
- スクリプトデバッガ
- SFX配置ツール
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