インディータイトルや専門性の高いニッチなタイトルならいざ知らず、AAAタイトルとしては類の無い暴力や性的な表現を突出させたVolitionの新作「Saints Row: The Third」、既に多くのぶっとんだプレイ映像やVolitonのスタンスをご紹介してきた本作ですが、新たにXG247がSaints Row: The Thirdのリードデザイナーを務めたScott Phillips氏にインタビューを行い、その中で氏がフランチャイズの動向について言及、もう健全で正気なタイトルに戻りたいとは思わないと覚悟を決めた?見解を明らかにしました。
XG247の“今後のセインツロウタイトルが以前の様に正気に戻ることはできないと思うか?”との質問に答えたScott Phillips氏は、“もう私たちは正気に戻りたいとは思っていない”と発言、一旦正気で無くなってしまえば既に頭はおかしいと述べ、その状態がパーフェクトに素晴らしいと考えていると語りました。
そして、Saints Row: The Thirdの開発を通じてセインツロウの方向性を十分に洗練することが出来たことは喜ばしく、初代と2作目ではジャンルのトップに位置することを考えていたが、今作では要素を凝縮させ、物語とゲームプレイ、それらが1つの体験のように感じられるアートと都市を望んだとSaints Row: The Thirdへのアプローチを明かしています。
かつてはGTAクローンと揶揄されたセインツロウですが、Grand Theft Auto IVでシリアス路線へシフトしたGTAシリーズとSaints Row: The Thirdの間にはもはやジャンルとしての大きな枠組み以外に類似性は無いと言え、3作目にして遂に完全な自身のスタイルを手に入れたと言えそうです。
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