先日、18ページにも及ぶ特集記事を掲載したGI誌最新号が発売され、遂にその輪郭を見せ始めたRockstar Gamesの人気シリーズ最新作「Grand Theft Auto V」ですが、今回明らかになった要素にはプレイ中任意に切り替え可能な3人の主人公が登場する新システムや、それに伴う動的なゲーム進行、Rockstar Games史上最大とされるオープンワールド環境など、予想をはるかに超える刷新と巨大化が含まれていました。
特に、今回登場する舞台はGrand Theft Auto: San Andreasの舞台“サンアンドレアス”と、Grand Theft Auto IVの舞台“リバティーシティ”、リオ・グランデ川とテキサス、メキシコ周辺をモデルにしたRed Dead Redemptionの広大な舞台を組み合わせたよりも広いとされており、一体どんなクオリティの環境が登場するのかと注目を集めています。
という事で、今回は“Grand Theft Auto V”の新しいオープンワールド環境が体感的にどの程度の広さを携え登場するのか、ざっくりした概算と、馴染み深いタイトルとの比較で、その広さを把握してみたいと思います。なお、今回ご紹介する内容は非公式な数値を用いており、予想の範囲を超えるものではないことにご注意下さい。
■ 3タイトルそれぞれの面積とその合計
- サンアンドレアス:公式な情報は存在していないが、一般的に約13.6平方mlとされている。
- リバティーシティ:こちらも公式な数値は発表されていないが、一般的に12平方kmとされている。マイルに換算すると約4.6平方ml。
- Red Dead Redemption:詳細不明ながら約72平方kmと言われている。マイル換算で27.8平方ml。過去にインタビューで“サンアンドレアスの倍程度”と語ったDan Houser氏の発言とも合致する。
- 3タイトルのマップサイズ合計:13.6平方ml+4.6平方ml+27.8平方ml=約46平方ml
という事で、一先ず約46平方ml程度ではないかと考えられるGrand Theft Auto Vの環境ですが、今度は著名なタイトルと比較するため、かつて2010年5月に当サイトでご紹介した“オープンワールドの世界広さ比べ、一番広いのはどこだ!”のオープンワールド比較インフォグラフィックを参考に、来るGTA5環境の広さを考えてみます。
ここで、予想される46平方mlを正方形エリアと考えた場合の1片は6.78マイル(約11km)となり、上図に当てはめた場合、広大なアフリカを再現した“FarCry 2”よりも広く、Blizzardの人気MMO“World of Warcraft”の巨大大陸を2つ擁するAzeroth世界よりも狭いという、なかなか強烈なサイズが浮かび上がります。
これらを総合し、Oblivionとほぼ同じサイズとBethesdaが説明した「The Elder Scrolls V: Skyrim」の舞台となった“Skyrim”地方を含む近年の著名な作品/人気タイトルと比較すると、Grand Theft Auto Vの新たなオープンワールド環境はざっくり以下のような広さだと考えられます。
■ 近年の著名なオープンワールド世界と来る“Grand Theft Auto V”環境の比較
- 前作“Grand Theft Auto IV”の舞台となったリバティーシティに比べ、約10倍の広さ
- 人気RPG“The Elder Scrolls V: Skyrim”の舞台Skyrim地方の約3倍
- 人気MMO“World of Warcraft”Azeroth世界の約6割程度
並べただけで既に目眩がする広さになりそうなGrand Theft Auto Vですが、本当に恐ろしいのはこの広大なエリアが、Red Dead Redemptionの開発を経たRockstarのクオリティで構築されるという事実であり、来る新環境が一体どんな生活感を宿し登場するのか、2日後に迫る新トレーラーのお披露目が今から楽しみなところです。
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