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かつて「Diablo III」のローンチ時に実装される予定で、大規模イベントではプレイアブル展示も行われていたものの、その後導入の延期が発表され、来る大規模アップデートにて実装が予定されていたチームデスマッチを可能にするPvPアリーナですが、本日BlizzardのJay Wilson氏が公式Blogを更新し、チームデスマッチの実装がキャンセルとなったことが明らかになりました。

Wilson氏によると、キャンセルの理由はBlizzard内部で行われたプレイテストの結果、アリーナのPvPコンテンツがBlizzard品質のプレイ体験を満たしていないとの判断に依拠するもので、今後は新年明け以降に配信予定の1.0.7アップデートにて“Duel”が実装され、その後アリーナに代わる新コンテンツの開発を進めるとのこと。

Wilson氏はアリーナのチームデスマッチが実装に至らなかった要素について、Diablo IIIがPvEに特化したクラスバランス/デザインとなっていることから、WoWのBattleground的なカジュアルPvPには耐えうるものの、ハードコアなチームデスマッチにはフィットせず、オブジェクティブや報酬の面からも長い期間を繰り返しプレイするような深みが得られなかったことを明かしています。

なお、1.0.7で実装予定の“Duel”については数日の内に更なる詳細が報じられるとのことで、従来のシステムを超える実のある要素が登場するか、PvEへのフォーカスをさらに強めると示唆した新コンテンツの動向と併せて続報が今から楽しみなところです。