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先日、流通やQAを含むディストリビューション契約をDeep Silverと交わしたことが報じられたinXileの新作RPG「Wasteland 2」ですが、新たにKickstarterのアップデートが更新され、当初ローンチが予定されていた今年10月にゲームの基本的な要素を全て実装した出資者向けのベータビルドがリリースされることが明らかになりました。

これにより実質的な延期となった“Wasteland 2”ですが、inXileのボスBrian Fargo氏は今回の延期が想像以上の成功を収めた資金調達に伴う開発とコンテンツ規模の拡大に伴うものだと説明しており、10月にリリースされるベータ版が戦闘システム、キャラクター生成、ラジオサポート、ワールドマップトラベル、ログブック、インベントリ、Lootドロップシステム、ゲームのセーブ、AIファンクションといった主要な機能に加え、全てのゲームマップも含むビルドであることが強調されています。（※ 現在はゲーム世界のリアクティブ要素やキャラクターのメイクアップといったアート面の作業を進めているとのこと）

また、来月開催予定のgamescomにてプレス向けのディスカッションが行われるほか、出資者とファン向けの新たな映像の公開が予定されているとのこと。さらに、今回のアップデートに併せて、初代の地下下水道レベルに登場した敵サイボーグ“Centron Deluxe Model”の再登場が明かされ、凶悪なデザインに生まれ変わった新しいアートワークが公開されています。