2012年6月に“Call of Duty”開発への参加を表明し、その後“Call of Duty: Ghosts”のExtinctionモードを担当した“Neversoft”(※ 94年設立、Tony HawkやGuitar Heroシリーズ、Gunといった作品で知られる)が、お馴染み「Infinity Ward」に統合されることが明らかになりました。
これは、昨晩Giant BombがActivision PublishingのボスEric Hirshberg氏が記したという社内メモを内部情報として報じたもので、事実確認が待たれる状況となっていましたが、先ほどInfinity WardがTwitterでこの件に言及し、統合が事実であることが確認されました。
We're thrilled about our merger with @Neversoft! The entire team is
excited about the future
— Infinity Ward (@InfinityWard) 2014, 5月 4
Giant Bombの報告によると、Eric Hirshberg氏はInfinity WardとNeversoftが互いに補足的な能力を持っていると社内メモに記しており、これら2つの優れたスタジオの統合が“スーパースタジオ”の誕生を意味することや、Infinity Wardの名称がCoDフランチャイズと強く結び付いていることから、スタジオの統合により名称を変更しないことが賢明な選択であるとの見解を提示しています。
また、今回の統合に伴い、ActivisionのスタジオVP Dave Stohl氏が新生Infinity Wardを率いるポジションに就くほか、現Infinity WardのスタジオヘッドSteve Ackrich氏は引き続きスタジオのリーダーシップを担うとのこと。
さらに、“Neversoft”を20年に渡って率いたスタジオヘッドJoel Jewett氏とスタジオディレクターScott Pease氏が両スタジオの統合を経てゲーム開発から身を引き、今年後半にActivisionを退社する予定であることが判明しています。
この統合に伴い、新生Infinity Wardはこれまで通りCoD開発スタジオとして“Call of Duty”新作の開発に専念すると見られますが、Raven SoftwareとNeversoftの参加が示唆されていた“Call of Duty: Advanced Warfare”開発にNeversoftが協力する可能性は低いと言え、今後の動向と続報に注目が集まる状況となっています。
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