96年のBlizzard入り以降、およそ20年に渡ってスタジオの中心人物としてVPやCOOを務めた中心人物の1人Paul Sams氏が新たにBlizzardを退社し、“The Order: 1886”を生んだ「Ready at Dawn」の新CEOに就任。なんとマルチプラットフォーム対応を視野に入れたセルフパブリッシング事業や独自IPの開発に向けた取り組みを強化することが明らかになりました。
これは、Paul Sams氏が新CEOに就任することで、新たに社長兼CCOに就任する前CEO Ru Weerasuriya氏をクリエイティブにフォーカスさせる新体制の発表と、同時に解禁された幾つかのインタビューから判明したもので、今後はパブリッシングと事業開発を専門に担当する新スタジオをオースティンに設立し、Xbox OneとPCを視野に入れたマルチプラットフォーム対応や、現段階で2つの計画が存在する独自IPの開発に取り組むほか、既に独自のマルチプラットフォーム技術を構築済みであることが報じられています。
また、新体制の報告を行ったRu Weerasuriya氏は、これまでのReady at Dawnを共に率いたAndrea Pessino氏が技術部門のトップとなり、今後スタジオの大きな決定はCEOのPaul Sams氏とIP開発を担当するRu Weerasuriya氏、技術部門を率いるAndrea Pessino氏の3人によって決定されるとのこと。
かつて、BlizzardでWarcraftやStarCraft、Diablo、Hearthstoneといった主要フランチャイズの成功を支えた立役者として知られるPaul Sams氏ですが、ビジネス開発/パブリッシング(オースティン)とクリエイティブ(アーバイン)を切り分け、IP開発に注力できる体制を整えた“Ready at Dawn”がどんな新しい取り組みを進めているのか、予てからシリーズ化を視野に入れた開発を強調していた“The Order: 1886”の動向を含め、大きな転換期を迎えたスタジオの今後に改めて注目が集まるところです。
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