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2008年9月の“Spore”発売以来、ビデオゲーム開発を離れ、ロボット技術の研究やリアリティ番組向けのTVプラットフォーム、ソーシャルネットワーク等の分野で活躍していたお馴染みウィル・ライト氏ですが、昨晩開幕したGDC 2018のUnityキーノートにウィル・ライト氏が登壇し、実に10年ぶりとなる新作ゲーム「Proxi」を発表。Unityを利用したモバイル向けの独創的なシミュレーションを開発していることが明らかになりました。

ウィル・ライト氏が共同創設者を務めるインディースタジオGallium Artistsが開発を手掛ける“Proxi”は、プレイヤーが自身の思い出に基づく小さな3D世界を構築し、これらを相互に結合した記憶の島が舞台となるシミュレーションで、今のところゲームプレイの詳細は不明ながら、ウィル・ライト氏はProxiがある意味で潜在意識を含む自己の発見と学びをもたらす作品だと説明しています。

また、“Proxi”の発表に伴い、Unityを利用して本作の3Dアートを募集するアートコンテスト“Proxi Challenge”がアナウンスされ、Proxiの3Dアーティストとして雇用されるチャンスや賞金、旅行を含むリワードに加え、Unityを利用した3Dアートの作例が公開されています。（コンテストの受付は本日から5月14日まで）