ソニーでマーケティングとPSNのバイスプレジデントを務めるPeter Dille氏がIGNイギリスのインタビューに応じ、PS3の販売台数について述べ、Xbox 360の販売台数を追い抜く事について「あまり長くはかからないだろう」と発言しました。同氏はXbox 360が10年後に市場には残っておらず、PS3の方がプロダクトとしての寿命が長い考えを明らかにし、累計出荷台数が3100万台のPS3が3900万台のXbox 360を追い抜く事に10年待つ必要はないと、具体的な期間は明らかにせず発言を締めています。
両社とも次世代機については様々な憶測が飛び交う現状ですが、当然新ハードの未来を探る事は進めつつもやはり現行機の延命という現実的な選択(※1)も大きな候補として考えられており、近年の映像配信やソーシャルネットワークとの連携などに見られるオンラインサービスのリッチ化やモーションコントローラのリリース、さらには3DTVの対応など、コンテンツ勝負な面が強調されているようにも感じます。
(※1 参考リンク:Xbox 360でのDavid Hufford氏の発言)
とはいえ次世代の技術研究は技術として進めなければならないのは当然の話で、それらを鑑みると近い将来には大規模なチキンレース化する可能性もある次世代機戦争、PS3もエンジンが掛かってきた感のある昨今、どのような展開を迎える事になるのか非常に楽しみです。
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