先日、1週間限定のハロウィンダンジョンが実装された独創的な新作ローグライク「Dicey Dungeons」ですが、新たにVVVVVVやSuper Hexagonといった数々の作品で知られる本作の開発者Terry Cavanagh氏が自身のBlogを更新し、“Dicey Dungeons”の販売状況を報告。なんと氏の代表作であるVVVVVVとSuper Hexagonがこれまでに売り上げた累計販売の合算を超える販売を達成していることが明らかになりました。
“Dicey Dungeons”の仕上がりを誇りに思う一方で、近年のインディー分野に顕著な飽和状態から、意識的に期待値を低く保とうと努めたと語った氏は、少しばかりの成功と少なくとも大変な失敗にならないことを願っていたと説明。しかし、実際の結果はこの慎ましやかな望みと自身が最も大きく想像した成功を遙かに上回るもので、多作な氏のキャリアにおいて最大かつ最も成功したローンチだったことを明らかにしています。
また、今後の取り組みについて語ったTerry Cavanagh氏は、多忙だった自身の生活を優先し、休暇を取った上で“Dicey Dungeons”のさらなる改善に注力し、新たな改善が思いつかなくなるまで継続するつもりだと説明。既に次のアップデートとなるv1.7の計画が進められており、MOD対応に焦点を当てるほか、今後さらなる大型アップデートが控えているとのこと。
さらに、Nintendo Switchとモバイル向けの移植も決定しており、早ければ来年の夏にリリースされる予定となっています。(ただし、氏はあくまで移植の品質が優先だと説明している)
シンプルなルールながら、非常に奥深い戦闘が楽しめる“Dicey Dungeons”ですが、今後どんなダンジョンやコンテンツが実装されるか、一時は実装済みだったものの、製品版ローンチ時に削除されてしまった日本語対応の動向を含め、今後の拡張に大きな期待が掛かるところです。
VVVVVVやSuper Hexagonを含む数々の傑作を生んだTerry Cavanagh氏の新作“Dicey Dungeons”は、2017年3月に開催された歴史ある開発イベント“7 Day Roguelike Challenge”にて誕生したシンプル且つ奥深い戦闘システムを持つローグライクで、それぞれに異なるプレイスタイルやメカニクスを備えた6人のプレイアブルキャラクター(戦士と盗賊、ロボット、発明家、魔女、道化師)とユニークな敵達、ひねりの効いた愉快なゲーム世界と設定、デッキ構築、マップのプロシージャル生成、コンポーザーChipzelとアーティストMarlowe Dobbe氏による素敵な楽曲、複数の6面ダイスを用いるタクティカルな戦闘を特色としています。
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