先日、ドラマ版“ウィッチャー”の公開に伴い、プレイヤーベースが倍増し話題となった「The Witcher 3: Wild Hunt」ですが、その後もPC版のプレイヤー数は日ごとに増加しており、本日遂にSteamの同時接続者数が9万4,651人に到達し、なんと2015年5月のローンチ以来最大となる同接ピークを記録したことが明らかになりました。
ヘンリー・カヴィルがゲラルトを完璧に演じたドラマ版は、もう一度“The Witcher”シリーズをプレイしたい!と心から思わせる素晴らしい仕上がりでしたが、発売から4年半が経ったシングルプレイヤーRPGの同接ピークが更新されることは前代未聞であり、ゲームの成功が無ければ当然今回のドラマ化もなかったであろう背景を鑑みると、初代“The Witcher”の発売から12年を掛けて壮大なトリロジーを完結させたCD PROJEKT REDの取り組みは、想像を遙かに超える、まさに神がかり的な大業だったと言わざるをえません。
余談ながら、海外におけるドラマ“ウィッチャー”の評価については非常に興味深い現象が生じており、メディアや批評家の評価は概ね芳しくないものの、オーディエンスの評価は極めて高く(※ Rotten Tomatoesは批評家のスコアが59、オーディエンススコアは93、MetacriticのMetascoreは53、ユーザースコアは7.9)、IMDBにおける評価はNetflix作品として最も高い評価を得ている傑作“ブラック・ミラー”や“ナルコス”、“ストレンジャー・シングス”と並ぶ8.8を一時的に記録し、現在は“マインドハンター”や“ボージャック・ホースマン”と同じ8.6のスコアを獲得しています。
一方、ドラマ化の成功は原作小説の販売にも甚大な影響を与えており、最新のAmazon人気作家ランキングにおいて、“ウィッチャー”シリーズを生んだアンドレイ・サプコフスキがなんとJ・K・ローリングやクーンツを抑え最も人気のある作家に位置する大変な状況となっています。
ドラマ化の成功が広範囲な影響をもたらしている“ウィッチャー”シリーズですが、ドラマは既にシーズン2の製作が決定しているほか、ビデオゲームについては新しい未来を見据えたCD PROJEKTとアンドレイ・サプコフスキ氏のさらなる関係強化と新しい契約の締結が報じられたばかりであり、ますます広がる“ウィッチャー”人気の今後に改めて大きな期待が掛かるところです。
New player record for @witchergame on @Steam, over 4 years after the release! ❤️ pic.twitter.com/mTGvmrMM5a
— Marcin Momot (@Marcin360) December 29, 2019
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