PSP minisのデベロッパーガイドラインが公開、SONYはどういったビジネスモデルを描いているのか

2009年8月24日 15:29 by katakori
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PSPgo

先日開催されたケルンでのgamescon 2009で発表されたPSP用の配信ゲームブランド「PSP minis」、同ブランドのタイトルは全て100MB以下のサイズに抑えられ低価格で購入する事が可能です。海外では10月からサービスも開始される予定で、ローンチには15タイトル、年内に50タイトルのリリースを予定しています。

こういったminisの概要から、インディペンデントなタイトルなどの開発も盛んに行われる事になりそうな気配がありますが、具体的にminisアプリの開発にはどのように参入し、どういった内容になっているのか?先日SCEからサードパーティとの提携の為のドキュメントを用意されました。以下、minisアプリの開発に関する概要と、さっそくSonyと海外デベロッパに動きが見られ始めた事から推察されるminisブランドのビジネスモデルについて簡単にまとめていきます。

1. minisとは

minisはPSPの為の小さいゲームとアプリケーションです。それらは次のような特徴を持ちます。

・楽しい
・手頃
・創造的
・簡単にプレイできる
・変わった物
・1タイトルあたりの最大容量は100MBです
・minisは追加の周辺機器を要求しません
・PlayStation®Storeに新しいカテゴリが作成され、PSPとPSP goのユーザーが利用可能になります。

2. どういった人がminisを開発できますか?

minisは誰でも開発をする事が出来ます。SCEEは既存のデベロッパとパブリッシャーに対して成功への機会をコミットします。

・コンテンツ承認の要求はありません。
・SCEEは現在オープンなビジネスの為のminisのデベロッパーを探しています。
・非公認のデベロッパはwww.tpr.scee.netから参加登録が行えます。

3. QA(Quality assurance:品質管理)のプロセス

全てのminisタイトルはPSPシステム上で動作する事を保証するQAプロセスに従います。同時に保証期間中、SCEEはデベロッパのためにこのプロセスを出来るだけ迅速で単純な物にする事を目標としています。

・minisは短くなったQAサイクルから利益を得ます。
・QAについては全て情報開示され、トラッキングと予測が可能になっています。

4.取引条件について

SCEEはminisのデベロッパ及びパブリッシャーに対して好意的な取引条件を提示します。

・収益は月単位で管理します
・最小売上高に対するペナルティーはありません
・リリースするタイトルに対する割り当てはありません
・パブリッシャーがリリース日時をコントロールできます
・帯域のチャージはありません

開発参加へのステップ

1.参加登録をwww.tpr.scee.netの加入フォームから行います。

登録時には会社連絡先の詳細や法的な書名に関する情報、さらに固定IPやIPの範囲等の情報が求められます。

2.タイトルを開発する

一旦参加登録を終えれば、minisのタイトルを開発する事ができます。PSP用の開発ツールの価格は現在1,200ユーロ(約163,000円)となっています。

3.タイトルの提出

完成したタイトルのコードとPlayStation®Store用のメタデータを提出します。メタデータはタイトルの基本的な説明分やイメージからなります。メタデータは販売する国に合わせてローカライズを行う必要があります。

4.タイトルの発売

あなたが開発したタイトルはPlayStation®Storeのminisカテゴリ上で発売されます。

以上の様に大きくシンプルに簡易化されたプロセスで開発を始める事ができるようで、近年多く見られる小さなデベロッパの取り込みを広く狙っているようです。

また海外ではiPhoneアプリを開発している小さなスタジオなどに焦点を当て、SONYから多くラブコールが出されているようです。既に”MUST.EAT.BIRDS.”を開発したロンドンのMediatonicや”iBrain Fit-IQ”や”GalaXseeds”を開発したカナダのFrima、そして”Ric Rococo”や”Balloon Headed Boy”を開発したロンドンのHoneySlugなどの参入が決まっています。

こういった事からSONYはiPhoneアプリとの競合を想定している様で、様々なデベロッパからiPhoneアプリのビジネス的な飽和や価格設定に対する難しさが聞こえてくる中、SONYはそういったデベロッパの新しいプラットフォームになろうとしているのかもしれません。年々増え続けるダウンロード販売の市場ですが、しっかりしたゲームデバイス上で展開されるミニアプリビジネスの勢力図が今後どのように書き換えられていくのか大いに興味深いところです。

情報元:PSP World, Develop, Develop, イメージ:Flickr

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