世界中がその登場を首を長くして待っているシリーズ最新作「Diablo III」、最近行われた各イベントではプレアブル展示も多く行われ、まだビルド自体は初期段階の物であるもののいよいよ現実的にその存在感を示し始めています。
ファン達の思い入れも大きな物で、Diablo IIIの登場時にはやれ色彩設計がいかん、コンテナのシステムがいかん等、様々な賛否両論が噴出し既に様々変更された箇所なども出てきています。さらに公式フォーラムのディスカッションボードでは連日システム等に関する様々な議論が交わされています。
そんな中でレベルアップ時のステータス調整の自動化と、交換売買及びドロップ不可のソウルバインド属性アイテムの登場が明らかになりました。
まず前作まではレベルアップ時にSTR ・DEX・VIT・ENEの各ステータスに手動で調整を行っていましたが、Diablo IIIではレベルアップ時のステータス調整は自動で行われるように変更されています。
これを読めば前作までのプレイヤーであれば、装備やルーン関係の要求ステータスをベースにしたキャラクターのカスタマイズはどうなるんだ!ゲームバランスの調整がしやすいからじゃないのか?と当然疑問を感じるかと思います。
Blizzardのコミュニティマネージャーを務めるBashiok chimes氏はこれに対し「クラス間のバランス調整を容易にするための決定ではなく、マニュアル調整が最良のシステムであればそれを採用する。しかし事実はそれが最良のシステムではないという事です」と述べています。もちろんこれまで通りBlizzardはキャラクターに対する深いカスタマイズ性を今回も追求しており、同氏のよるとこれに変わる代替えの新しいシステムを用意しているとの事です。
確かにクラスによっては最終ビルドのためにSTRとDEXに必要分振り、残りをVITに、というのは良く見られた現象でした。本来カスタマイズを柔軟に行えるシステムを用意したものの、相反して多くのプレイヤーが似たようなステータス配分と装備になるというゲーム設計を反省しての今回の選択だったのかもしれません。
より良く面白い方法でキャラクターカスタマイズのシステムをインプリメントすると言うBashiok chimes氏の言葉を信じて今後の調整に期待したいと思います。
こちらもDiabloシリーズのゲーム性には大きく影響を与えそうなテーマですが、今作では交換及び売買不可でキャラクターが死んだ際に地面に落とさないソウルバインド属性の装備が登場する事がDiablo IIIのリードデザイナーを務めるJay Wilson氏により発表されています。
これらのアイテムはBoE(Bind on Equip)アイテムと呼ばれ、実際に装備するまでは通常のアイテムと同様に売買や交換が可能ですが、装備する際にはBindの確認が行われ承認すると売買交換不可でドロップ無しのソウルバインド属性のアイテムに変化するようになっています。
Bashiok chimes氏によると最終装備になり得る様な強力なアイテムは現在はBoEアイテムにする事が計画されているようで、市場にさほど出回らない様なバランスにしたいと考えているそうです。これらの計画にはゲーム内経済でのハイパーインフレの抑制や貨幣価値を下げる目的も大きくある様です。
いずれにしてもまだ新クラスやルーン等、多くの要素が実装を待っており調整には膨大な時間が掛かりそうです。すでに復活場所や死亡時のアイテムドロップに関する変更などもプレイアブル展示のビルドには盛り込まれていたようで、この辺りも今後どのような調整が進められるのか気になる所です。
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