GTAシリーズやCrackdownの産みの親として知られるDave Jones氏が開発を手掛けたRealtime Worldsの「APB:All Points Bulletin」(以下:APB)、6月末にローンチされたもののセールスが奮わず、予定していたコンソール対応も頓挫し、大規模レイオフを敢行、その後完全に経営が破綻、行政管理の元でスタジオの再生に取り組んできました。
さらに、新IPとなる予定だったソーシャルタイトル”Project Myworld”チーム全員をレイオフし、APBの運用に集中する事を明言していましたが、力は及ばず、とうとう本日”APB”のサービス終了がアナウンスされました。
サービス終了は公式フォーラムにコミュニティオフィサーを務めるBen Bateman氏によってポストされた物で、プレイヤーへの感謝と共にAPBが素晴らしいタイトルだったものの時期尚早に終わってしまった事、サービス続行を維持する最善の努力を行ったが及ばなかった旨が記されています。
サーバは24時間以内にシャットダウンされる模様で、現在はサービス終了パーティが行われているとの事。
Dave Jones氏の新作という事で大きな注目を集め、開発はおよそ5年、開発費は40~50億円規模とも言われていた本作ですが、今回の頓挫は2008年のBilly Thomson氏独立(その後氏はRuffian Gamesを設立しCrackdown 2をリリース)から不穏な兆しは続いており、最大のダメージとも言える今回のサービス停止で今後のRealtime Worldsがどうなるのか、詳細はまだ明らかではありませんが、匿名ながらアメリカの企業が買収に興味を示しているとの噂や”Project Myworld”のその後の動きなど、今後の動向は改めてお知らせいたします。
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