先日マルチプレイとCo-opの存在が否定されたものの、何らかのサプライズが用意されている事が示唆された期待の続編「Batman: Arkham City」、引き続き開発にはUnreal Engine 3が用いられていますが、UE3自体の膨大なバージョンアップもあり、これまで登場したスクリーンショットからは前作でも美しかった映像が更なるブラッシュアップと進化が遂げられている事が見受けられます。
そんな中、前作”Batman: Arkham Asylum”と今作の似たシーンを比較するスクリーンショットが登場、スペキュラをはじめとした質感の改善やHDR周りの影生成が非常にリアルに行われている事が見て取れます。また捜査モードの映像も比較されており、Batman: Arkham Cityでは比較的通常状態のイメージを損なわずに捜査周りの機能が実装されている事が判ります。
さらに久しぶりに登場キャラクターに関する新しい情報も登場、Rocksteadyが悪夢的な演出とブルースの闇を描いた事で印象的だったスケアクロウことクレーン教授が再び登場する可能性がある事を示唆しました。
これはArkham Cityのディレクターを務めるSefton Hill氏がPSM3誌に語った物で、氏はスケアクロウの登場について明確な回答は難しいと述べた上で、前作においてスケアクロウのシーケンスが非常に印象的だった事や開発チームがあの病的な幻覚を作成する事を非常に楽しんだ事をしっかり理解していると発言、RocksteadyがArkham Cityをベストなゲームに仕上げる為にオーバーワークで取り組んでいると期待を持たせました。
前作での所謂病んだ演出を一手に引き受けたスケアクロウだけにArkham Cityで更なる狂気を見せてくれる事になるか、ゲームモードやストーリーの根幹と共に期待の高まる要素がまた1つ増えたと言えそうです。なお前作Arkham Asylumとの比較イメージは計6点、上がArkham City、下がArkham Asylumとなっています。
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