近年AAAクラスのバジェットで大きな成功を収めるタイトルがゲーム産業全体を席捲する中、イギリスでは多くのレイオフが吹き荒れており、国家的な問題として語られるシーンを多く見かける様になりました。
ここ最近doope!でお知らせしただけでもMotoGP 09/10を手掛けたMonumental Gamesの大規模なレイオフ、スクウェア・エニックス傘下のBeautiful Game Studios、APBを手掛けたRealtime Worldsの閉鎖、ワイプアウトを手掛けたStudio Liverpool、Ignition Entertainmentのロンドンスタジオなど、レイオフが相次いでおり、イギリスの中堅デベロッパにおけるビジネスが非常に厳しい状況を迎えている事が見受けられます。
そんな中、DirtシリーズやF1 2010、Operation Flashpointシリーズなどで知られるCodemastersが100名規模の雇用を視野に入れたリクルートイベントを来週水曜日、リバプールのCrowne Plaza Hotelで開催する事が明らかになりました。また丁度Developのリバプールカンファレンスに先だって行われるスケジュールとなっており、開発者がアクセスしやすい日程となっています。
イベントでは各部署からの代表者が登場しプレゼンテーションが行われ、F1 2010を手掛けたCodemasters Birminghamからはスタジオマネジャーを務めるAlex McLean氏、上級プロデューサーのPaul Jeal氏、チーフゲームデザイナーのStephen Hood氏、技術ディレクターを務めるDavid Percival氏が登壇。
また、CodemastersでEGOエンジンの開発を主に手掛ける中央技術部門からはマネジャーのChris Brunning氏と最高技術責任者のBryan Marshallが登壇、その他多くのスーパーバイザーやアーティスト、DiRTとGRIDチームの開発者などもイベントに登場する予定との事。
Codemastersの人材サーチオフィサーを務めるSimon Miles氏、CodemastersがAAAタイトルに取り組むチームを構築する100以上の機会を持っており、最近のスタジオレイオフに影響を受けた人々からの応募を歓迎するとコメント、イギリスが擁する開発者の人材は世界で最も優れており、現在の産業が厳しい次期であるものの、イギリスにはまだ大きな業績の実績があると語っています。
なお、先日CodemastersはRealtime Worldsのレイオフと閉鎖が伝えられた際に開発者達に仕事を提供する為にダンディーとノッティンガムを自ら訪れた事も明らかにされています。
今回のCodemastersの取り組みが今後のイギリス市場にどう影響を与えるか、産業と教育、政治と様々な側面から強化が進められるイギリスの動向に注目です。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。