当サイトでは“WarDevil: Unleash the Beast Within”のアクロバティックな経緯でご紹介してきたIgnition Entertainment、国内では東京スタジオが開発を手掛けた“エルシャダイ”が大きな注目を集め話題となりましたが、以前から内部スタジオの閉鎖騒動に加え、短いスパンでころころと変わる発表の内容など、外部からもかなり混乱した内情が窺える状況が続いていました。
そんなIgnitionが再びビジネス的に大きな転機を迎えた模様で、内部スタジオによる開発を全面的に中止し、外部スタジオを利用したパブリッシング事業にシフトすることがIgnitionのディレクターを務めるShane Bettenhausen氏の発言から明らかになりました。
これは先日から噂となっていたオースティンスタジオと東京スタジオ閉鎖の問題についてBettenhausen氏がSiliconeraの質問に応じ明かしたもので、Bettenhausen氏は東京スタジオが閉鎖されていないことを明言、しかしIgnitionが内部でゲーム開発をもはや進めないだろうと語り、ヴァニラウェアの新作ドラゴンズクラウンや、3DSで来年リリース予定のRenegade Kidが開発を手掛けるPlanet Crashers 3Dなどを始めとするパブリッシング事業に集中すると明言、新たにDenkiが開発したワードゲーム“Quarrel”のパブリッシング権を取得したことなどをアピールしています。
ということで、またも混迷する様相を見せているIgnitionですが、やはり気になるのは度重なる延期や中止、復活を繰り返す壮絶なプロセスを経て、なぜか仮名に改名されるという謎の展開を迎えた“WarDevil: Unleash the Beast Within”こと“Project Kane”の現状と、多額の経費が私的に流用されたと噂され、2300万ドル以上(約18億円……)の開発費を投じた後にキャンセルされその後復活した大作“Reich”の行方です。特に“Reich”は今回閉鎖が噂されながらも安否確認が行われていないオースティンスタジオが開発を担当しており、今後の動向が心配されるところです。
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