先月開催されたE3会場ではMicrosoftカンファレンスの最後を飾るサプライズとして、思わず笑ってしまう程にど派手でテンションの上がるマスタチーフの復活と共に、シリーズ最新作「Halo 4」が遂にアナウンスされ、世界中のHaloファンを歓喜させましたが、Haloシリーズの1作目が“Halo: Combat Evolved Anniversary”としてHDリメイクされることも決まり、フランチャイズ誕生10周年と併せて大きな盛り上がりを見せています。
そんな中IGNがマスターチーフの歴史をビジュアルで紹介する企画を掲載、いくつかマスターチーフではない人が混じっていますが、シリーズのファンには非常に思い出深く、今後の新展開への期待度がさらに高まる素敵な企画となっています。今回はそのビジュアル進化をタイトルの概要と共にお届けします。なお、幾つか軽度のネタバレが登場しますので、現在シリーズタイトルをプレイ中の方は閲覧にご注意下さい。
これはHaloシリーズの誕生前夜、1999年にMacworldのキーノートにてジョブズがMythシリーズの人気を継ぐ作品として発表したBungieの「Halo」です。もちろんこのHaloが後のHaloシリーズの原型となった事は見るからに明らかですが、ここに登場している人物がJohn-117であるかどうかは不明です。
当時はMarathonシリーズとMythシリーズのヒットを背景にAppleへの買収も噂されていたBungieでしたが、2000年にはなんとMicrosoftによる突然の買収で大きな騒動となりました。
Microsoftの買収によりXboxで2001年にリリースされたご存じ「Halo: Combat Evolved」が公式なマスターチーフ初の登場作品です。戦艦オータム内でコールドスリープから目覚め登場する記念すべきオープニングシーンから長い旅が開始されると共に、チーフの素顔に関する論争も始まることとなりました。
なお、今作のマスターチーフはミョルニル・アーマーのMarkVを着用しています。
前作から映像的に多くの改善が施され、モデリングにも多くの進化が見られた「Halo 2」の冒頭で地球に到着したマスターチーフは新たにミョルニル・アーマー MkVIを手に入れ、今後3の終わりまで愛用することとなります。なお、コルタナが大幅なイメージチェンジを果たしているのもHalo 2の見所です。
なんと2005年にリリースされたテクモの格闘ゲーム“デッドオアアライブ”にマスターチーフではない“Spartan-458”と名乗るスパルタンが参戦を果たしました。しかし見た目は……どうみてもマスターチーフのそっくりさんにしか見えません。
なお、ストーリーモードでの使用は不可で、Gambler’s Paradiseステージではワートホグまで登場する手の込みようでした。
この見慣れないイメージは2007年当時にプロトタイプの開発が進められていたHaloタイトルとのこと。公式なものかどうかも怪しいタイトルですが、開発はAAA級のスタジオが手掛けていたと記されおり、イメージにはマスターチーフらしき人物が確かに確認できます。
2007年の超大作としてリリースされた「Halo 3」のローンチに先駆けて公開されたTheatrical Trailerでは、クオリティの高い映像の中、少し緑色が抑えられたマスターチーフが活躍する様子がたっぷりと収められており、遂にHD化を果たすHalo 3への期待度を大きく高めました。
ファーストトリロジーの最終作としてHalo 2の2週間後から始まる地球での本土決戦が描かれる「Halo 3」では遂にHD化を果たし、マスターチーフとコルタナの姿が大きく進化することとなりました。
デッドオアアライブに出張を果たしたスパルタンでしたが、2008年にリリースされたお馴染みモリニューの「Fable 2」の限定版コレクターズエディションには、Halと名付けられたAlbion世界の伝説のヒーローが登場しました。ちなみにエナジーソードそっくりの武器もちゃっかり装備しています。
「Halo: Reach」の開発が完成するころ、かつてのシリーズタイトルに深く関わったMicrosoftのベテラン開発者Ed Fries氏がHaloをAtari 2600に移植した「Halo 2600」を発表、ブラウザでもプレイ可能な状態で公開され話題となりました。
なお、クラシックゲームのイベント“Classic Gaming Expo in 2010”会場では、Atari 2600用のカートリッジが100本だけ販売されたことでも注目を集めました。
Halo: Combat Evolvedの前日譚として惑星リーチの陥落が描かれたBungie最後のHaloタイトル「Halo: Reach」では、戦艦オータム内に設置されたコールドスリープカプセルに横たわるチーフの姿がイースターエッグとして登場しました。この後脱出を果たしたチーフはHalo: Combat Evolvedのオープニングでこのカプセルから第1歩を踏み出すことになるのです。
王の中の王であるデューク様によるとミョルニル・アーマーなどは“子猫ちゃんが着るもの”とのこと。
遂に発表されたシリーズ初タイトル“Halo: Combat Evolved”のHDリメイクタイトル「Halo: Combat Evolved Anniversary」では懐かしいミョルニル・アーマーMarkVも実にスタイリッシュに、シャープにリモデリングされて復活を果たしており、只のHD移植でないことはイメージからも明らかです。
来るHalo 4へと繋がる“何らか”も用意されているというHalo: Combat Evolved Anniversary、11月15日のリリースが今から楽しみでなりません。
先月開催されたE3のサプライズとしてデビュートレーラーが公開された「Halo 4」ですが、前作の最後から続く内容が描かれていることがその映像から感じられるものの、Halo: Reachスタイルのジェットパックの追加など、ミョルニル・アーマーの外観は大きな進化と違いを見せています。
なお、343のボスFrank O’Connor氏によるとこれらのアーマーの変更にはしっかり説明が用意されているとのこと。
という事で、プロトタイプも含め12年の長い時間の中で見られるマスターチーフの変化をご紹介してきた訳ですが、Bungieがシリーズから撤退し、新たに343が手掛けるHalo 4以降のマスターチーフに何が待ち受けているのか、今年はフランチャイズ誕生10周年と共に、マスターチーフにとっても大きな節目となる1年となりそうです。
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