Electronic ArtsのCEOを務めるJohn Riccitiello氏が兼ねてからActivisionからのシューター王座奪還を高らかに掲げていることはご存じの通りかと思いますが、Activisionもこの対決姿勢に対し挑戦的なアプローチで対応するなど、海外メディア達の興味も含めホリデーシーズンの“Call of Duty: Modern Warfare 3”と「Battlefield 3」のセールス対決には大きな注目が集まっています。
そんな状況の中、Battlefield 3の開発を進めているDICEのプロデューサーPatrick Bach氏がこの対決に対するスタンスを改めて表明、Call of Dutyを追わないとの発言を見せました。
これはPatrick Bach氏がEdge誌の最新号で語ったもので、氏は「正直に言って、DICEはCall of Dutyの後を進もうとはしていない」と述べ、「もちろん同じFPSで現代戦をテーマに、ロケーションにさえ似た所があることからクロスオーバーは存在するが、私たちは皆、私たちを取り巻く世界や同じメディアからインスパイアされている」「しかし、スターであるためには自分自身の歌を歌う必要がある」とプロモーションやセールスに絡むパブリッシャー側の対決姿勢にDICEが興味を持っていないことを示唆しました。
Bach氏はかつてPSM3誌に掲載されたBattlefield 3発表当時のインタビューにおいて、BattlefieldとCall of Dutyが同じスポーツで競合しているわけでは無いと発言しており、今回改めてその姿勢を強調した形となりました。
これは恐らくInfinity Wardについても同じことが言えると考えられ、昨今の巨大な予算を投じるプロモーションを軸にしたビジネスの事情とお祭り的な対決を、両者のゲーム性と同じレイヤーで見て混同することが様々な弊害を生むことへの警鐘とも言えそうです。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。