「W40k: Space Marine」のマルチプレイヤー映像が遂に登場、シリーズファン歓喜の柔軟なカスタマイズも搭載

2011年7月21日 16:29 by katakori
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「Warhammer 40,000: Space Marine」

9月6日のリリースまで1ヶ月強と近づく「Warhammer 40,000: Space Marine」ですが、本日Joystiqに初のマルチプレイヤープレビューが掲載、Gametrailersには3本のマルチプレイヤー映像も登場し、W40kシリーズファンにはたまらない要素が多く用意されていることが明らかになりました。今回はこれら新たに判明したマルチプレイヤーに関する情報と共に、Relicが語る今後のシリーズ展開についてまとめてお知らせします。

上のマルチプレイヤー映像にも見られた通り、Warhammer 40,000: Space Marineのマルチプレイヤーには膨大なボリュームのカスタマイズが用意されており、アンロック要素も含まれるカスタマイズシステムはゲーム内で“Customizer”と呼ばれています。キャラクターペイントも可能なCustomizerには、プレイヤー独自のカスタマイズが可能であると共に、Games Workshop公式のアーマーデザインセットも多数用意されており、ベテランのW40kファンでも満足のラインアップが揃えられているとのこと。

映像を見ただけでもRelictorsやRaven Guard、Ultramarinesなど著名な部隊のアーマーセットが確認でき、部位別のカスタマイズではヘルメット、ショルダーパッド、腕部、ブレストプレート、脚部、バックパックがそれぞれカスタマイズ可能(※ 腕・肩・脚部は左右別扱い)で、武器にもお馴染みの銃器が用意されていることからW40k本家のトイファンには狂気乱舞の内容となっています。

なお、マルチプレイヤーはスペースマリーンとケイオスに分かれて行われ、両派閥には“Tactical”(銃器の使用を得意とするスタンダードなアサルトクラス)と“Devastator”(ヘビーな外装とHeavy Bolterなどの重火器の使用を特徴とする鈍重な遠距離クラス)、“Assault”(近接戦闘を重視したクラス)の3クラスが用意されています。

マルチプレイヤーモードにはいわゆるチームデスマッチとして登場する“Annihilation”モードと、ドミネーション的なプレイが楽しめる“Seize Ground”モードの2つが用意されており、8人1チームの16人対戦が可能とのこと。

近年のボリューム感たっぷりな大作タイトルのマルチプレイヤーと比較すると、いささか寂しい雰囲気が漂う内容ではありますが、本作のアソシエイトプロデューサーを務めるOtto Ottosson氏は今作のマルチプレイヤーパートの扱いについて言及しており、これが新IPを始めることの単純な現実だと述べ、シリーズ初のアクションタイトルとなるWarhammer 40,000: Space Marineではシングルプレイヤーキャンペーンにフォーカスしていることを明らかにしています。

しかし映像を見る限りではスペースマリーンらしい重量感がしっかり描かれていることに加え、ジェットパックを装備したAssaultが見せる空中ダッシュ的な移動からの近接戦闘などはライバルのTPSタイトル達と比べてもなかなかユニークな存在感を発揮しており、実際のプレイフィールが気になるところです。

Seize Groundモードのプレイ映像
Annihilationモードのプレイ映像

RelicではSpace Marine 2に関するディスカッションがスタートしている

今回判明したカスタマイズ性やゲームモードとプレイ映像は、W40kファン歓喜!なRelicらしい魂が感じられるものの、THQがプロモーションで掲げるギアーズキラーの名を実現するようなプレイヤー層への訴求についてはやはり疑問が残るのは正直なところ。またシリーズ1作目とあって描かれている範囲も非常に限定的で、スペースマリーンとオルク、そしてケイオスしか登場していない上、歩兵戦がメインでターミネーターや豊富なビークルにはほとんどスポットが当てられていません。

しかし、この辺りの事情はDoWシリーズで裾野を拡げてきたRelicが一番理解していることは間違いなく、やはり今作もDoWシリーズ同様、タイトルを重ねることでじわじわと世界を拡げていくことを計画している様子です。

これはRelicのマーケティングマネジャーを務めるJames McDermott氏がEurogamerに語ったもので、既にRelic内部ではSpace Marine 2に関するディスカッションが始まっており、まだ内部での承認は得られていないものの、続編のセッティングやゲームの魅力を押し上げる新たな要素については山ほどの材料を持っていると明言しています。

しばしば対ギアーズポジションの新作タイトルとしてアピールを行っているTHQがどれほどのセールス目標を掲げているか謎ですが、是非Relicにはなんとかシリーズ続行を実現して頂いて、いつかタウやエルダー、ティラニッド、ネクロン達も勢揃いする一大アクションタイトルを作り上げて欲しいところです。頑張れRelic!

「Warhammer 40,000: Space Marine」
「Warhammer 40,000: Space Marine」
「Warhammer 40,000: Space Marine」
「Warhammer 40,000: Space Marine」
「Warhammer 40,000: Space Marine」
「Warhammer 40,000: Space Marine」
「Warhammer 40,000: Space Marine」
「Warhammer 40,000: Space Marine」
「Warhammer 40,000: Space Marine」
情報元及びイメージ:Joystiq, Eurogamer

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