Rockstar Gamesの大ヒットタイトルとなったL.A. Noireのリリース以降、タイトルの完成度とは裏腹に開発を手掛けた「Team Bondi」とRockstar Games間の軋轢や、Team Bondi内の労働環境など様々な不穏な噂が囁かれており、昨日は遂に資金的な問題に面したスタジオに買収の噂まで報じられ動向に注目が集まっていました。
そんな状況の中、本日DevelopがTeam Bondiから得たインサイダー情報としてTeam Bondiが映画制作プロダクション“Kennedy Miller Mitchell”(以下:KMM)にIPとアセットを売却したとのニュースを報じました。
Developによると既にTeam Bondiが持つゲームIP(※ L.A. NoireはRockstar Gamesが所有)と開発資産がKMMに売り払われただけでなく、KMMからTeam Bondiスタッフ達に移籍の提示も行われたとのことで、退職か移籍の選択が迫られているとのこと。なお、今後Team Bondiの継続については明らかにされていません。
まだ不確かな情報ながら、これまでの符丁を全て回収するような状況にTeam Bondiの行く末が心配されるところですが、聞き慣れない方も多いと思われるKMMは映画「マッドマックス」シリーズを手掛けたジョージ・ミラー監督とプロデューサーのByron Kennedyが設立したプロダクションです。
現在KMMはマッドマックスの新作映画を手掛けると共に、かつてジャッフェと共にGod of Warを生み出し、God of War IIではディレクターを務めたCory Barlog氏を雇い入れ、“Just Cause”シリーズでお馴染みのAvalanche Studiosと協力しマッドマックスのゲームタイトルを手掛けていることが知られています。
今回の噂が事実であれば、Cory Barlog氏によって率いられるマッドマックスタイトルがTeam Bondiの技術を手に入れることを意味しており、スタジオの心配と共に新タイトルへの期待が膨らむ複雑なニュースだと言えそうです。なお、以前に発表されたPC版L.A. NoireはRockstar Leeds(※ 旧Mobius Entertainment)が移植を手掛けていることから影響は少ないとのこと。
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