Xbox誕生やIW騒動に深く関与したSeamus Blackley氏の新スタジオとTHQが提携を発表、Atariの黄金時代を築いた開発者が集合

2012年2月7日 15:49 by katakori
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
sp
「Seamus Blackley」

かつてOtto Berkes氏やTed Hase氏達と共に初代Xbox開発の中心的な役割を担ったSeamus Blackley氏、Microsoft退社後は大手エージェンシーCAAにてInfinity Ward騒動やHarmonixの売却などに深く関係していましたが、昨年の5月にCAAを退社しゲーム開発分野に復帰することが報じられていました。(※ 氏の経歴や詳細は過去記事でご確認下さい)

本日、そんなBlackley氏の新スタジオ“Innovative Leisure”とTHQが戦略的な提携に基づいた契約を結んだことが両社の発表から明らかになりました。

この新スタジオ“Innovative Leisure”はモバイルゲームにフォーカスしたスタートアップ企業で、スタジオには1980年にリリースされたアーケードタイトル“Battlezone”のデザイナーEd Rotberg氏や、83年のアーケードタイトル“Major Havoc”を手掛けたデザイナーOwen Rubin氏、80年にリリースされた“Missile Command”の共同開発者で“Gravitar”も手掛けたEd Logg氏、82年の“Space Duel”を手掛けたRich Adam氏、さらに“Asteroids”と“Centipede”を手掛けたDennis Koble氏など、Atariの黄金時代を築き上げたベテラン開発者が参加しており、Cinematronics社のベクターグラフィックスを利用したアーケードシューター“Rip-Off”を開発したTim Skelly氏も名を連ねるなど、まさにドリームチームに相応しい面子が揃う豪華なスタジオとなっています。

今回発表されたTHQとInnovative Leisureの提携は、同スタジオが開発したタイトルにおける先買権をTHQが保持するといった契約で、先日THQが発表したデジタル販売へのシフトに大きなボトムアップをもたらす明るいニュースだと言えそうです。

近代ビデオゲームの父達が集合し、一部ではジェダイ評議会に例えられる程の豪華な開発チームを擁したSeamus Blackley氏がまた台風の目として業界に新しいテコ入れを実現するか、今後の動向が改めて楽しみなところです。

情報元:CVG

本日のニュース一覧

おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
“Skyrim”記バックナンバーはこちら

“Skyrim”記リターンズバックナンバー
Lineスタンプ
おこめがLINEスタンプを作りました!
かわいい子達がたくさんいるのでよかったらどうぞ。

アーカイブ

doope.jpについて

doope.jpは国内外の様々なゲームに関するニュースをご紹介するゲーム総合情報サイトです。
当サイトに関するご質問等はお問合わせフォームをご利用頂くか、またはメールで[doopeinfo@gmail.com]までお問い合わせ下さい。
sp



About the author

かたこりTwitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。

おこめTwitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。

Tag

Copyright c image and method All Rights Reserved.