“Frostbite 2”エンジンを採用した「Battlefield 3」でゲームにおける表現技術の新たな地平を切り開いたDICEですが、先日GDCにて行われたGame Developers Choice Awardsでは“Battlefield 3”が見事ベストテクノロジー賞を受賞しました。
そんな中、GDC Awards表彰直後にJoystiqがDICEのレンダリングアーキテクトを務めるお馴染みJohan Andersson氏にインタビューを行い、近ごろ登場の噂がまことしやかに囁かれる次世代コンソールに対し、Johan Andersson氏が思い描くスペックが明かされました。
「次世代コンソールがハイエンドPCと同程度の動作を完全に実現するにはどういった要素が必要か?」との質問に答えたAndersson氏は「答えは実に簡単だ」と回答。「必要なのは2つ、メモリと演算パワー」だと切り出した氏は、現代のゲーム開発に多くの演算能力が必要とされていると説明し、現在のCPUとGPUのいずれもパワー不足であることを示唆しました。
また、メモリに触れた氏は「2ギガでは十分とは言えない」と語り、「4ギガならばある程度動作するだろう」「8ギガ?イエス。メモリはそれで完璧だと思うよ」と発言しています。
DDR3の8GBメモリが5,000円程度で購入可能(海外での小売りは約40ドル程度)な今、今世代におけるボトルネックの1つと言えるVRAMを含むメモリ周りが、来る次世代機では大きな飛躍を実現するか、今後の動向が楽しみなところです。
余談ですが、Andersson氏は“Frostbite 2”採用タイトルについても触れており、今後多くのタイトルがFrostbite 2を採用すると発言。さらに、“Mirror’s Edge 2”がFrostbite 2を採用するか?との質問に対し、「もし私たちがMirror’s Edge 2を開発したならば、それはFrostbite 2を採用しただろう」と即答しています。
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