“The Wheel of Time”の存在も浮上する「Obsidian」新作の現状まとめ、スタジオの主要開発者やKickstarterにも動きが

2012年9月13日 13:19 by katakori
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
sp
「Obsidian Entertainment」

先日、“Obsidian Entertainment”が次期RPGタイトルとなる“Project X”に関するティザーサイトをオープンし、“Project X”の名称から来る新作が“Dungeon Siege 4”ではないかと噂される状況についてお知らせしましたが、その後新たな新作の可能性として2010年にRed Eagle EntertainmentとEA Partners、及びObsidianの提携が発表された人気ファンタジー小説“The Wheel of Time”(※ 時の車輪)のゲーム化タイトルがいよいよ始動するのではないかとの噂も浮上しています。

また、Obsidianの顔としてお馴染みChris Avellone氏とJosh Sawyer氏も何やら怪しい動きを見せ始めており、さらにはObsidianが以前から興味を示していたKickstarterの準備を進めていることが判明するなど、カウントダウンの進行と共に混迷と謎が深まる状況となっており、迫る発表に大きな注目が集まっています。

今回は現状判明している情報を一旦整理し、来る発表を迎えるための備えとなる情報をまとめてご紹介します。

カウントダウンページに記された文章とHTMLソースに隠されたテキスト

現在進行中のカウントダウンページには、新作の内容を指し示すであろう文章が記されており、カウントダウンと共にその内容が変化しています。

また、HTMLソース内にはコメント文としてページには表示されない文章と謎の文字列が記載されており、こちらもカウントダウンと共に内容を変化させています。また、何らかの単語を示していると思われる文字列については、カウントダウンの進行と共にその文字を1つづつ明らかにしているようにも見られ、カウントダウンページに描かれたウロボロスを指す“Eternity”や“Infinity”といった単語を示しているのではないかといった憶測も囁かれています。

カウントダウンの進行に合わせたテキスト情報は以下。

■ カウントダウン開始初日(記載は“4”)に掲載された本文とHTMLに隠された記述

(本文)
“What do the words mean?”
“Nothing. The Dirge of Eir Glanfath is sound without form, a lone voice crying out in mourning because it must.”

(コメント文)
<!–. X . X X . X X –>
<!– To tenderness, fellowship. To fellowship, vigilance. So bring we all to the Night Market. I am the Spindle of Esenath. Know me by my light and stand with me in darkness. –>

■ カウントダウン開始2日目(記載は“3”)に掲載された本文とHTMLに隠された記述

(本文)
“The book unread is unwritten. The reason we don’t explain it is the reason we use it. Its power is in its mystery. That is the Leaden Key, in part, in whole. Is it clear?”
“Digging for truth buries the seeker.”

(コメント文)
<!–. X . X X . T X –>
<!– Two centuries ago, your divine champion told the people of Dyrwood to grovel at his feet. If you’ve come on pilgrimage to the blasted crater that was our reply, Godhammer Citadel is that way. –>

■ カウントダウン開始3日目(記載は“2”)に掲載された本文とHTMLに隠された記述

(本文)
“I recognize your pain. Your kind must learn it comes from straining against the turning of the world. It spins thus. You cannot stop it. One day, you will wake up. You will stop pulling. The pain will be gone. Until then, all your waking hours are suffering.”

(コメント文)
<!–. X . X X I T X –>
<!– In time, waves washing against the fingers of Geiran’s Grasp will call them back into the sea. The difference between you and the sea is that the sea does not stop. –>

ObsidianのChris Avellone氏とJosh Sawyer氏にも新たな動き

さらに、本日Chris Avellone氏のTwitterアイコンと背景イメージがカウントダウンページに描かれたウロボロスに変更され、プロフィールの現在参加しているプロジェクトに“???”が追記。来る新作にChris Avellone氏が関与しているのではないかと注目を集めています。

「Obsidian Entertainment」

また、先日から新作に関する示唆的な発言を行っていたJosh Sawyer氏もウロボロスの記載が見られる謎のイメージを公開、複数の単語が並ぶ何かを示唆しています。

「Obsidian Entertainment」

新作の鍵と思われるウロボロスと小説“The Wheel of Time”の関係

これらの状況から、どうやらウロボロスが本作の重要な鍵として描かれている様子が窺えますが、このウロボロスは前述した“The Wheel of Time”のロゴにもその姿を見せており、示唆的な文章が並ぶカウントダウンサイトに記された“The book unread is unwritten”(※ 読まれていない本は書かれていない)が、2007年に逝去した原作者Robert Jordanと、その後Brandon Sandersonによって執筆が続けられている“The Wheel of Time”の状況をメタ的に指しているとの見解も浮上し、さらなるカウントダウンの進行に注目が集まっています。

なお、現在のところ前述した本文に見られる固有名詞らしき“Dirge of Eir Glanfath”や“Spindle of Esenath”、“Dyrwood”、“Geiran’s Grasp”などの文言と“The Wheel of Time”本編の直接的な関係は発見されておらず、Kickstarterの準備が進んでいるという事実と合わせ(※ EAからWoT、或いはスクウェア・エニックスからDungeon Siege新作が登場する場合、Kickstarterがこの前者と関係するとは考えられない)、何らかの完全新作ではないかとの予測も囁かれています。

「Obsidian Entertainment」
参考:ウロボロスを象徴的に描いた小説“The Wheel of Time”のロゴ
情報元及びイメージ:Obsidian Entertainment, Forbes, Forbes, Twitter, Twitter, Wikipedia

本日のニュース一覧

おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
“Skyrim”記バックナンバーはこちら

“Skyrim”記リターンズバックナンバー
Lineスタンプ
おこめがLINEスタンプを作りました!
かわいい子達がたくさんいるのでよかったらどうぞ。

アーカイブ

doope.jpについて

doope.jpは国内外の様々なゲームに関するニュースをご紹介するゲーム総合情報サイトです。
当サイトに関するご質問等はお問合わせフォームをご利用頂くか、またはメールで[doopeinfo@gmail.com]までお問い合わせ下さい。
sp



About the author

かたこりTwitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。

おこめTwitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。

Tag

Copyright c image and method All Rights Reserved.