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Ubisoft Montpellierが開発を進めているWii U向けのゾンビサバイバルシューター「ZombiU」ですが、昨日新たに本作のリードライターを務めるGabrielle Shrager女史と共同脚本を務めるAntony Johnston氏が“ZombiU”の背景設定とストーリーを紹介する第2弾の開発映像が公開され、400年前に大破壊を予言していた錬金術師で数学者でもあったJohn Dee（クトゥルフ神話のネクロノミコン絡みでも知られる）の調査を進めている重要なキャラクター達とプレイヤーの関係を示す興味深いプロットが明らかにされました。

今回の映像には、プレイヤーにサバイバルを指南するガイド役の元軍人Prepperと、John Deeと予言の研究を進めている秘密結社“Ravens Of Dee”のリーダーであるSandra、そしてバッキンガム宮殿の深部でゾンビ化の治療薬開発を進めているDoctor Knightの3人がそれぞれ登場し、プレイヤーに何らかのアプローチを見せる様子が描かれており、本作が数多ある単純なゾンビタイトルではない雰囲気を漂わせています。

天使の言語とされるエノク語やエノクの魔術と呼ばれる近代の西洋オカルティズムやメイザースの台頭にも絡む魔術師John Deeが現世代のゾンビアポカリプス物ゲームでどのように描かれるのか、Wii Uのローンチタイトルとして登場する本作の仕上がりが改めて楽しみなところ。

余談ですが、本作はゲームオーバーが存在しないことが報じられており、プレイヤーが死亡（ゾンビ化）した場合には、新しいプレイヤーキャラクターにゲームプレイが引き継がれ、以前のプレイヤーがゾンビとして登場する（※ かつてプレイヤーだったゾンビから生存時に収集したアイテムや装備が回収可能）といったユニークなシステムの搭載が判明していました。