先日、他の大手メディアに先駆け独占レビューを発表すると示唆していたIGNが先ほど遂に「BioShock Infinite」のレビューを公開し、ストーリーとゲームプレイの両方に革新をもたらす作品としてコンソール版が9.4/10、PC版が9.5/10となる“AMAZING”の評価を与えたことが明らかになりました。
また、レビューの解禁に併せて未公開シーンを含む7分のレビュー映像も登場。今回はこのレビュー映像と評価の概要をまとめてご紹介します。
■ IGNの「BioShock Infinite」レビュー概要
- 当初、シリーズを象徴するラプチャーの世界観とビッグダディ、リトルシスターを捨て去り、ゼロから新しいスタートを切ったBioShock InfiniteがBioShockの名に応える作品となるのか、疑問に感じざるを得なかったが、総合的にBioShock Infiniteはストーリーとゲームプレイの両方が持ち合わせた革新性で全てのジャンルを前方へと推し進める優れたシューターとなった。
- +:豊かで確かなストーリー
- +:魅力的なアートディレクション
- +:無数に存在する戦闘の選択肢
- +:ストーリーとゲームプレイの両方に顕著なエリザベスの存在
- -:中間ごろに僅かに不必要な要素が感じられる
■ IGNレビューに見られた主な評価
- 通りを歩く市民や飛び回る鳥たち、人種差別主義者の予言者によるプロパガンダなど、舞台となる空中都市コロンビアはそれ自身が歴史とヒエラルキーを持っており、アメリカが持つ盲目的な愛国主義をモチーフにした色鮮やかなビジョンや要素の全てが、この空想的な都市が確かに存在すると思わせる感覚を与えている。
- 様々な武器、能力、アップグレードなど、大部分のコアなシステムを継承した本作が初代BioShockの精巧な模様替えと評するのは確かに適切ではあるが、エリザベスの存在がBioShock Infiniteを前作を越える存在に発展させている。
- とかく難しい問題を発生させるケースの多いパートナーAIにおいて、エリザベスはゲームプレイやエモーショナルな感情を沸き立たせるパフォーマンスなど、常に何かプラス方向の経験をもたらし、ゲームプレイに一切のマイナスを引き起こさない。ゲームメカニズムとして俯瞰した場合にも彼女が邪魔にならないことは奇跡に近いと言える。
- 主人公であるブッカーとエリザベスの他、“The Prophet”として知られるZachary Comstockなど強い印象を残すキャラクターが登場する。
- 戦闘の自由度は高く、敵AIの行動もバリエーション豊富でSkyhookを利用した近接攻撃も楽しい。
- Skylineを利用した戦闘はBioShock Infiniteに大きな進化をもたらしている。
- ゲームプレイのボリュームは探索の程度に依存するが、約10時間から15時間程度。
- 本作はシングルプレイヤーのみの作品だが、Voxaphoneを始めとするロアを含む収集アイテムや、困難な1999モードの存在など、ある程度のリプレイ性を確保している。
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