先日、4億円を超える記録的な資金調達を達成したinXile Entertainmentの新作RPG「Torment: Tides of Numenera」と、新生TormentのKickstarterキャンペーン終了まで最も多額の資金を得たタイトルの記録を保持していたObsidianの新作RPG「Project Eternity」、両作品の開発スタジオは異なるものの、ここに関わる中心的な人物達はいずれもInterplayやBlack Isle Studiosの黄金時代を築いたコアメンバーであり、腹違いの作品とも言えるような多くの類似性が見られます。
そんな中、ゲーム産業のビジネス的な側面とコアゲーマーの両方から熱い視線を集める両作品と“Wasteland 2”の開発にスタジオを超えて関わるお馴染みChris Avellone氏が、GamesIndustryのインタビューに応じ、作品の出自からKickstarterでの成功、オールドスクールなジャンルに至るまで多くの類似点が見られる両タイトルの差異や、IPの移行に伴う進捗に心配が寄せられるサウスパークRPGの現状について説明を行いました。
“Wasteland”と“Numenera”(※ 新Torment)、“Eternity”のセッティングがそれぞれ非常に異なり、類似性に纏わる問題はないと語ったAvellone氏は、NumeneraがEternityに比べ、よりフリーフローでストーリーにフォーカスした作品だと説明。対するEternityは、ダンジョン探索やパーティチームによる問題とエンカウントへのアプローチといった要素が強めだと述べ、美的な価値観においても両作品に大きな隔たりを感じると強調しています。
さらに、EternityにおけるJosh Sawyer氏の取り組みについて言及したAvellone氏は、産業革命以前の技術レベルをベースにしたフリントロック式銃が、馴染み深いファンタジーの戦士や魔法使いの間に緊迫した対立を生み出しているといったディテールを始め、ゲーム内種族や文化の構築に奮闘していると語り、ここでも“Numenera”との方向性の違いを示しました。
また、THQの閉鎖に伴い、Ubisoftが新たなIPの買い受け先となった“South Park: Stick of Truth”の現状に触れたAvellone氏は、詳細な情報を明かせないと前置きした上で、THQからUbisoftへの移行がかなりスムースだったと述べ、開発に関する問題は存在していないと説明しています。
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