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先日、Kickstarterを利用した資金調達が350万ドルを突破し、Chris Avellone氏の開発参加が決定した“Planescape: Torment”の精神的な後継新作「Torment: Tides of Numenera」ですが、先ほど日本時間の午前9時にKickstarterキャンペーンが終了。7万4,405人のファンが418万8,927ドルの開発資金を提供し、Obsidianの“Project Eternity”が持つ398万6,929ドルの記録を超え、ビデオゲームソフトウェアの調達記録を塗り替えたことが明らかになりました。

また、375万ドルと400万ドルのストレッチゴール達成により、“Castoff’s Labyrinth”における9つめのFathomや、コンパニオンクエストの実装、5種のlegacy（新Tormentにおけるアライメントシステム“Tide”をベースにゲーム世界の変化やキャラクター固有の能力に影響を与える要素）追加、新たな主要都市“Oasis of Mr’a Jolios”の追加、オリジナルのコンポーザーを務めたMark Morgan氏による追加曲など、大量のコンテンツ追加が決定しています。

“Wasteland 2”に加え、腹違いの兄弟といって相違ない“Project Eternity”の巨大な成功を鑑みるに、Brian Fargo氏やChris Avellone氏を始めとするかつてのInterplay/Black Isle Studiosメンバー達が何らかの確かなフォーミュラを発見したとしか思えない3作品の成功は、現世代にオールドスクールなRPGのニーズがはっきりと存在することを示す輝かしいランドマークだと言え、今後両社がファンの大きな期待にどう応えるか、開発の進捗と続報がますます楽しみなところです。