先日開催されたMicrosoftのE3プレスカンファレンスにて、遂にお披露目を迎え世界中のゲーマーを驚かせたRespawn Entertainmentのマルチプレイヤーシューター「Titanfall」ですが、E3の本開催に併せて大手メディアによるインタビュー記事が複数登場しており、専用サーバや近年のシングルプレイヤーキャンペーンに顕著な映画的体験とマルチプレイヤーの融合に関する取り組みなど、気になる新作の具体的なディテールが幾つか判明しています。
今回はこれらの新情報と、興味深いRespawn Entertainment内部の様子が収録されたGame Informer誌最新号のカバーアート制作映像とE3会場に登場した巨大なTitanレプリカの映像をまとめてご紹介します。
- “Titanfall”はXbox One版だけでなく、PCとXbox 360版にも専用サーバが用意される。
- Microsoftの新たなクラウドはサーバ機能だけでなく、AIホストや物理演算、マッチメイキングも担当する。
- Respawnは“Titanfall”のマルチプレイヤーにシングルプレイヤーの構造とシネマティクスを融合させようとしており、マッチの導入時に用意された短いシネマティクスと、ミッション終了後のエピローグが用意されている。
- “Titanfall”は以下の3つの主なゴール、プレイヤーの“移動性”と“生存性”、“速いペースのアクションとシネマティックなデザインの融合”を念頭に開発が進められている。
- “移動性”については、トレーラーやゲームプレイに見られたジェットパックを利用した多段ジャンプや、壁ジャンプ/走りなど、FPSジャンルにおけるプレイヤーの移動力に新しい可能性を提示する。
- “生存性”について語った本作のプロデューサーDrew McCoy氏は、本作が従来のマルチプレイヤーシューターにおける高い致死性のテイストを残しながら、プレイヤーを死なせない工夫を凝らしていると述べ、「プレイヤーはコンスタントなキルを得ることが好きだが、コンスタントに殺されることは好まない」と発言。この問題を扱うために、レベル内に容易に殺害可能なAIキャラクターを配置し、プレイヤーの死亡頻度を抑え、AIを含めキル数の底上げを行っている。
- “Titanfall”のレベル環境は探索の要素も持ち合わせている。
- PlayStation版のリリースについては、EAとMicrosoftの問題であることから現時点で具体的な言及は出来ないとしながらも、可能性が全くないわけではないとし、全てのファンに“Titanfall”を届けハッピーにしたいと強調した。
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