次世代のソフトボディや液体表現をもたらす“FLEX”や垂直同期を不要にする“G-Sync”など、Nvidiaのモントリオールイベント情報まとめ

2013年10月19日 18:20 by katakori
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「Nvidia」

昨晩、KeplerベースのGPUでTwitch配信を可能にするGeForce Experience向けの新機能“ShadowPlay”に関する情報をご紹介しましたが、2日間に渡って行われたNvidiaのモントリオールイベントでは、次世代のPCゲーミング体験を実現する様々な発表が行われました。

今回はモントリオールイベントで発表された新技術やプロモーションに関するハイライトをまとめてご紹介します。

V-Sync(垂直同期)を過去の遺物にするPCモニタ向けの新モジュール「G-Sync」が発表

「Nvidia」

PCゲームに親しんでいる方ならば一度は苦い思いをしたことがあるであろう“V-Sync”(垂直同期)に絡むティアリングの問題ですが、今回のイベントではモニタ側にモジュールを埋め込み、GPUのFPSとモニタのリフレッシュレートを同期させる新技術「G-Sync」が発表され、ASUSやBenq、Philips、ViewSonicといった提携メーカーのG-Sync対応モニタが2014年初頭から販売されることが明らかになりました。

発表を行ったNvidiaのCEO Jen-Hsun Huang氏は、G-Syncを“我々がかつてコンピューターグラフィックスのために実現した技術において最も重要なものの1つ”と評し、ティアリングとシャッタリングが遂に過去のものとなるだけでなく、V-Syncを切ることによってさらに優れたレスポンスが得られると強調しています。

また、G-Syncのお披露目にはビデオゲーム開発の象徴とも言えるidのジョン・カーマックとEpicのティム・スウィーニーが駆けつけ、この新技術が長らくPC産業にはびこり続けた厄介な問題を解消するかもしれないと強い期待を含むコメントを寄せました。

イベント会場に用意されたG-Syncのデモ、右がG-Sync対応モニタの映像
直撮りで見づらいが、左のモニタにはティアリングが確認できる
「Nvidia」
G-Syncのお披露目にはカーマックとティム・スウィーニーも駆けつけた

高品質なソフトボディや流体、布の物理表現を実現する次世代PhysX“FLEX”が発表

“FLEX: Unified GPU PhysX”のデモ映像

Batman ArkhamシリーズやBorderlands 2など、多くのタイトルにリッチな物理演算表現を付与しているPhysX技術ですが、今回のイベントではPhysX SDK向けの新たな物理演算技術として、リアルなソフト/ソリッドボディの相互作用や流体シミュレーション、布の表現を実現する“FLEX: Unified GPU PhysX”の発表が行われました。

“FLEX: Unified GPU PhysX”は、マルチGPUシステム上でより優れた動作を実現する並列処理にフォーカスしたもので、水に浮かび互いにぶつかり合うソリッドなオブジェクトや、ソフトボディと流体/クロスシミュレーションを組み合わせた水風船のフッテージなど、次世代感溢れる物理表現を収録したデモフッテージが上映されました。

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新たなリアルタイムGI技術「GI Works」とボリューメトリックな炎や煙を実現する「Flame Works」がアナウンス

また、会場では“FLEX: Unified GPU PhysX”以外に、PhysX SDKやレイトレーシングシステムOptiX SDK、HBAO+の紹介が行われたほか、GTC 2013にてお披露目されたフェイシャルアニメーションデモ“Digital Ira”の技術を含む“VisualFX SDK”関連の新技術もアナウンスされ、新たなリアルタイムGI技術“GI Works”や、映画品質のボリューメトリックエフェクトを実現する“Flame Works”のデモが上演されました。

「Assassin’s Creed IV: Black Flag」と「Batman: Arkham Origins」、「Splinter Cell Blacklist」を同梱するGeForce GTXホリデーバンドルが発表

「Nvidia」

今回のイベントでは、多彩な次世代向けの新技術に加え、ホリデーシーズン向けのプロモーションも発表され、「Assassin’s Creed IV: Black Flag」や「Batman: Arkham Origins」、「Splinter Cell Blacklist」、Nvidia Shieldの割引といった特典を同梱する2種の“GeForce GTXホリデーバンドル”が発表されました。

“GeForce GTXホリデーバンドル”は、10月28日から11月26日に掛けてプロモーションに参加する小売り業者から購入した対応カードに適用されるもので、ビデオカード別に2種類のバンドルが用意されています。

  • GeForce GTX 770/780/TITAN:“Assassin’s Creed IV: Black Flag”と“Batman: Arkham Origins”、“Splinter Cell Blacklist”、Nvidia Shieldの100ドルオフ
  • GeForce GTX 680/670/660 Ti/660:“Assassin’s Creed IV: Black Flag”と“Splinter Cell Blacklist”、Nvidia Shieldの50ドルオフ
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Unreal Engine 4の“PhysX 3.0”ネイティブサポートが発表

前述した“FLEX: Unified GPU PhysX”やマルチスレッド対応の改善を含む“PhysX 3.0”ですが、会場ではUnreal Engine 4のPhysX 3.0ネイティブサポート(※ PCのみ)が発表され、複数の次世代PCタイトルがPhysX 3.0に対応することが明らかになりました。

さらに、CD Projekt REDの新作「The Witcher 3: Wild Hunt」がPhysX 3.0対応を果たすことも報じられています。

新GPU「GeForce GTX 780 Ti」が発表

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2日目のイベントでは、GK110ベースの新たなハイエンドカード「GeForce GTX 780 Ti」が発表されました。

今のところ詳細なスペックは発表されていませんが、低TDPや3-Way SLI対応を特色とするほか、11月中旬に発売を迎えることが報じられています。

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電源は6+8ピン

その他の新情報

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お馴染みのタイトルやデベロッパが並ぶなか、“Bungie”のロゴが確認できる
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イベントでは「Project C.A.R.S.」のDX11とPhysX 、Turbulence、4K対応も発表された

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