今年6月に、カナダの映画製作会社Fuel Industriesがニューメキシコ州アラモゴード市から許可を得て製作することが報じられていたAtari 2600版「E.T.」のカートリッジ埋め立てに関する都市伝説を検証するドキュメンタリー映像作品ですが、本日Xbox Wireが昨年レドモンドに設立されたインタラクティブなTVコンテンツ専門の新スタジオXbox Entertainment Studiosに関する発表を行い、同スタジオと大手メディアグループLightboxが提携し、前述したAtariの都市伝説を検証するドキュメンタリーをXbox専用の映像コンテンツとして2014年に公開することが明らかになりました。
この映像作品は、国内ではアタリ・ショックとして知られるAtariを襲った凋落の象徴とされる事件を扱ったもので、1983年9月に“E.T.”を含むトラック14台分ものゲームカートリッジとゲーム機がテキサス州エルパソの倉庫からアラモゴード市の埋め立て地に運び込まれ、その後埋め立てられたと報じたニューヨーク・タイムズの記事の真実を本格的に探るドキュメンタリーとして注目を集めました。
今回、MicrosoftとLightboxの参入によってドキュメンタリーの計画は大きくスケールアップした様子で、“X-MEN: ファイナル ディシジョン”や“アベンジャーズ”の脚本や原案を手掛け、2004年には数々のキンスキー作品で知られるドイツ映画の巨匠ヘルツォークがネッシーのドキュメンタリーを撮影するという設定のエクストリームなモキュメンタリー映画“Incident at Loch Ness”の監督を務めたザック・ペンが脚本を手掛けるほか、モーガン・スパーロック監督の体当たりリアリティショー“30 Days”やPBSの“American High”の製作に携わったJonathan Chinn氏と、“シュガーマン 奇跡に愛された男”と“マン・オン・ワイヤー”で2度のアカデミー受賞を果たしたプロデューサーSimon Chinn氏がXbox Entertainment Studiosと共に共同プロデュースを務めることが判明しています。
何やら、どえらい規模の作品になってしまったAratiの都市伝説検証ドキュメンタリーですが、この作品は343とスピルバーグ監督と共にHaloのTVシリーズ製作に取り組んでいるXbox Entertainment Studios初の作品でもあり、鳴り物入りで設立されたスタジオが次世代機の登場に併せてどんなTVコンテンツを作り上げるのか、2014年1月に開始される撮影の進捗と併せて、今後の動向に改めて注目が集まるところです。
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