先日開催されたVGXにて、初のゲームプレイフッテージがお披露目された「Quantum Break」ですが、Remedyのフランチャイズ開発を率いるボスOskari Hakkinen氏がdevelopのインタビューに応じ、ゲームパートと実写ドラマパートが交互に繰り返される本作特有の構成について言及し、幾つかの新しいディテールが明らかになりました。
“Quantum Break”は、本来の主人公達をプレイする通常のゲームセグメントと、主要ヴィランPaul Sereneとしてプレイし今後の展開に大きな変化をもたらす“分岐モーメント”から構成されるゲームパートと、前述した選択により展開が変化する実写ドラマパート(※ ドラマパートの映像データはゲームディスクに同梱)がAct毎に繰り返される海外テレビドラマシリーズに似た構成を採用していることが既に報じられていますが、TVドラマ的なエピソード形式の利点や具体的な構成について語ったHakkinen氏は以下のようなディテールを明らかにしています。
- “Quantum Break”は、実写パートとゲームが1セットの経験として構築されるよう目指している。これにより、“Quantum Break”はゲームのエピソードをプレイした後にドラマのエピソードをアンロックし、その後再びゲームに戻り、さらに次のドラマパートがアンロックされるといった、両パートが交互に繰り返される構成となる。
- 詳細はまだ明かせないが、このゲームとドラマパートの繰り返しに、プレイヤーはストーリー的な観点におけるコインの裏と表を見ることになる。
- プレイヤーは、ゲームパートで本作のストーリーにおける1つのテーマに沿ってプレイし、一方のドラマパートではストーリーにおける別のテーマを目にする。この異なる2つのテーマは、ゲーム全体の経験を形作るために相互にかみ合う関係性を持っている。
- ただし、アンロックしたドラマパートをすぐに見たくない場合、映像を後から鑑賞し、次のゲームパートに進むことも可能。
- また、アンロックしたドラマパートはタブレットやモバイルデバイスで鑑賞することも可能で、通勤中にドラマパートをチェックし、帰宅後にゲームパートを楽しむといったプレイも可能となる。
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