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Valveの人気タイトルとしてすっかり定着した“Portal”や、Digipenの学生プロジェクトがベースとなった“The Unfinished Swan”、ここ最近では不時着した惑星で生き残りを目指すローグライクとして高い評価を得た“Risk of Rain”など、IGFを含め年々その存在感を増している学生によるゲーム開発プロジェクトですが、新たにUnreal Engineの開発でお馴染みEpic Gamesがイギリスのスタッフォードシャー大学と提携し、ハードウェアとUnreal Engineを完備し、プロの開発者によるティーチングも行われる学生向けの開発スペース「Epic Games Centre」を学内に開設することが明らかになりました。

新設されるスタッフォードシャー大学のEpic Games Centreを訪れたEpicのヨーロッパ向けビジネスを率いるMike Gamble氏は、現在のビデオゲーム産業に優れたゲームを開発するためのゲームデザインを学術的なプロセスに盛り込むニーズが多く存在すると述べ、今回のコラボレーションにより学生がEpicのみならず、ビデオゲーム産業の中心へと直接的な接続を持つ一方で、EpicとEpicのデベロッパパートナーがUnreal Engineの洗礼を受けた新しい世代のゲームメーカー達と世界でもトップクラスの設備にアクセスできるだろうと強調。学生と開発者の両方に大きなメリットが存在することをアピールしました。

なお、現在15,000人規模の学生が在籍するスタッフォードシャー大学には、ゲームデザインに絡む8つのコースが用意されており、500人の学生がゲーム開発を学んでいることが知られています。