Rise of the Triadを手掛けた「Interceptor Entertainment」がなんと3D Realmsの買収を発表、Apogeeは真っ向から否定

2014年3月3日 12:07 by katakori
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「Interceptor Entertainment」

先日、Gearboxが“Duke Nukem: Mass Destruction”の発表に絡み、Duke Nukem商標の不正利用で3D Realms(Apogee)とInterceptor Entertainmentを告訴した話題をご紹介しましたが、新たに渦中のInterceptor Entertainmentが3D Realmsとして知られるApogee Softwareを買収したことが判明し注目を集めています。(※ 3D RealmsとApogee Softwareの関係は複雑なので、今回は一先ずApogee社の3D Realmsブランド的な関係だとご理解下さい)

これは、デンマークのBorsen紙が報じた買収の話題をInterceptorのCEO Frederik Schreiber氏がTwitterで事実だと明らかにしたもので、明日改めて詳細を含む公式発表が行われるとのこと。

Borsen紙の報告によると、投資会社SDNとWebショップCool Shopの創設者として知られるMike Nielsen氏がApogee Softwareと3D Realmsの新たなCEOに任命されたとのことで、前述したMass Destructionプロジェクトにも名を連ねていた3D Realms/ApogeeのボスScott Miller氏とGeorge Broussard氏の動向にも注目が集まるところです。

また、Borsen紙のインタビューに応じた新CEO Mike Nielsen氏は、今回の買収を以て3D Realmsブランドを改めて強化し、伝説を維持したいと発言。未だ3D Realmsブランドに十分な価値があることを強調し、かつての名声を取り戻したいと強い意欲を示しています。

しかし、一方ではPolygonの確認に応じたApogee Softwareの共同設立者Terry Nagy氏が、ApogeeだけでなくRise of the Triadを含むIPに至るまでInterceptorが買収したという事実はないと報道を真っ向から否定。全く正反対の情報が報じられるなか、事実確認と続報が待たれる状況となっています。

なお、今回Apogee Softwareの買収を明かしたオランダのInterceptor Entertainmentは2010年に設立された独立系のスタジオで、元は大規模なファンメイドプロジェクト“Duke Nukem 3D: Reloaded”の開発母体として誕生し、その後新生Rise of the Triadの開発を担当していました。

Apogee Softwareと3D Realmsの買収を報告するInterceptorのボスFrederik Schreiber氏

情報元:Polygon, Game Informer

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