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THQの閉鎖に伴う2度目のアセットオークションを経て、Nordic Gamesの手に渡った「Darksiders」IPですが、つい先ほどVigilの共同設立者の1人で、シリーズを生んだアーティストとして知られる著名なコミック作家Joe Madureira氏がFacebookで近況を報告し、“Darksiders”はまだ死んでいない！と宣言。自身の関与まではまだ明かせないながら、上手く行けば近くフランチャイズに関する新情報がアナウンスされるだろうと報告しました。

“Joe Mad”として知られるJoe Madureira氏は、20年以上に渡ってマーベルで活躍する著名なアーティストで、Savage WolverineやDeadpool、Uncanny X-Menといった作品を手掛けたほか、現在はマーベルの新作“Are You Inhuman”も手掛けており、今月末に2話の配信が予定されているほか、氏の代表作である“Battle Chasers”の復活も改めて示唆されています。

なお、Nordic GamesはTHQのアセットオークションにて、“Darksiders”シリーズと“Red Faction”シリーズ、“MX”シリーズ、“Destroy All Humans!”、“Summoner”シリーズを含むTHQの所有IPと、“Marvel Super Hero Squad”シリーズをはじめとするライセンスIPを総額490万ドルで購入しており、これらフランチャイズの続編や追加コンテンツに取り組むため、オリジナルのクリエイターや優れたデベロッパとの協力を図ると強調していました。

残念ながら、1度目のアセットオークションで買い受け先が見あたらずスタッフのレイオフが実施され、2013年11月を以て閉鎖となったVigil Gamesですが、Joe Madureira氏を含むオリジナルのクリエイターが参加する4騎士の物語が遂に再始動を果たすか、E3の開催を控えるNordicの動向に大きな注目が集まるところです。