先日、「The Witcher 3: Wild Hunt」とスタジオのロゴを刷新し、「我々は反逆者であり、反逆者は鳥のように自由だ」と何らかの効果音を入れたい類の宣言を高らかに示したCD Projekt REDですが、新たにスタジオの共同創設者Marcin Iwinski氏が昨今のプロモーション手法としてしばしば用いられる特定プラットフォーム向けの専用コンテンツ商法に言及し、“The Witcher 3: Wild Hunt”に特定のプラットフォーム専用コンテンツを導入しないだけでなく、誰かがCDPRに金銭を支払い特定プラットフォームのリリース日を人為的に遅らせるといった行為は決して行わないと断言。こういった行為はCDPRの価値観において明確な誤りだと強調しました。
私達は全てのゲーマーを平等に扱っていると語ったMarcin Iwinski氏は、コンテンツに差異を生じさせるこれらのプロモーション要素を真っ向から否定した上で、こういった要素を排除したプロモーション上の提携をプラットフォームホルダーと交わし取り組んでいると説明。来るE3にてその一部を目の当たりにするだろうと予告しました。
また、Iwinski氏は来る“The Witcher 3: Wild Hunt”にソーシャルシェア等を含む何らかのオンライン要素が導入されることを匂わせており、E3以降のアナウンスを示唆しています。
この世には1つの作品に特定地域専用のエディションを含む12種類もの限定版を擁し、その上特定プラットフォームの独占要素を盛り込み、全てのコンテンツと特典を入手するためには4~5種の限定版を異なる地域/小売から購入する必要がある作品まで存在しますが、昨今ますます複雑化するプロモーションにおいて避けられない事情があることは想像に難くないものの、プレイヤー側の利点は砂粒ほども無く、DRMが潜在的に孕む問題へのスタンスを含めCD Projekt REDが予てから執拗に提示するシンプルな理念が魅力的に映ることは抗えない事実だと言えるのではないでしょうか。
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