gamescom開催に併せて行われたマルチプレイヤーのお披露目を経て、連日様々な話題が報じられているSledgehammerの「Call of Duty: Advanced Warfare」ですが、新たに本作の開発を率いるお馴染みMichael Condrey氏がThe Guardian紙のインタビューに応じ、2054年の近未来を舞台とする本作の製作にあたって、軍事アドバイザーや未来学者など様々な分野のエキスパートに協力を求めるなかで、アメリカ国防総省のシナリオプランナから助言を得たと説明。その興味深い内容と、巨大な民間軍事会社“Atlas”誕生の背景が注目を集めています。
Michael Condrey氏によると、“Advanced Warfare”開発にあたって協力を得たアメリカ国防総省のシナリオプランナは現在もペンタゴンで活躍する人物で、国防総省では将来に台頭するであろう脅威に関する調査を行い、アメリカ政府のために“もしも……”のシナリオを用意する仕事に取り組んでいるとのこと。
この背景を踏まえ、アメリカの将来に登場するであろう衝突に対する考えを尋ねたところ、このシナリオプランナは即座に中国との紛争、ロシアとアメリカの新たな冷戦、イスラム過激派の台頭を候補から除外し、代わりに潤沢な資金を持つ民間軍事会社こそがアメリカの安全にとって次の主要な脅威になりうると説明。Michael Condrey氏は、この見解が“Call of Duty: Advanced Warfare”誕生の一因となったことを明らかにしています。
「この考えは挑発的かつ魅力に満ちていた」と語ったMichael Condrey氏は、利潤を追求すべく最新の武器や技術にアクセスし、ジュネーヴ条約の影響を受けずに活動する組織が実際に構築され、万が一これがコントロールを失ったらどうなるだろうかという問題を掲げ、これを研究する一環として、民間人の虐殺事件を引き起こし世界的な問題となった悪名高いBlackwater社の研究と調査を行ったと説明。これが本作に登場する巨大な民間軍事会社“Atlas”の誕生に繋がったことを示唆しました。(※ ゲーム内の“Atlas”社は国連安保理入りを果たした世界初の企業として成功している)
さらにMichael Condrey氏は、ペンタゴンのシナリオプランナ以外に、以前にもご紹介したキャスリン・ビグロー監督の映画“ハートロッカー”と“ゼロ・ダーク・サーティ”の脚本を担当したマーク・ボールをコンサルタントに迎えたほか、元SEAL Team Sixの軍事コンサルタントMitchell Hall氏、デルタフォースの指揮官を務め“Kill Bin Laden”を著したDalton Fury氏といったエキスパートの協力を得たことを明らかにしています。
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