昨日、遂に世界的なローンチを果たし、明日の国内PS版発売に大きな期待が掛かるBungieの新作「Destiny」ですが、新たにActivision UK & RoI(イギリスとアイルランド)のビジネスを率いるGM Roy Stackhouse氏がCVGのインタビューに応じ、“Destiny”の販売規模やIPの今後、そして5億ドル規模とされる予算に言及し、興味深い見解を明らかにしました。
“Destiny”開発におけるビジネス的な話題において、しばしば引き合いに出される5億ドル規模の予算ですが、これは今年5月にロサンゼルスで開催されたMilkenカンファレンスのプレゼンテーションに登壇したActivisionのボスBobby Kotick氏が明言したもので、当初からマーケティングやパッケージング、インフラサポート、ロイヤリティといったコストを含めた(Bungieの開発コストだけではない)包括的な予算であることが報じられていました。
今回5億ドル規模の予算に言及したRoy Stackhouse氏は、実際の予算規模に対する直接的な言及を避け、一先ずBobby Kotick氏の発言を前提に仮定すると前置きした上で、この予算は“Destiny”の開発や製造、マーケティングといった全てをカバーするものであり、1つの側面に投じたものではないようだと改めて説明。むしろ、この予算規模はActivisionが“Destiny”という作品に対して抱いているある種の“確信”を表していると語り、Activisionが“Destiny”のような作品を市場へともたらす為にベストを尽くしたことにほかならないと強い自信を提示しています。
巨額の予算を投じてベストを尽くしたことから、ローンチに対して恐れることは何もないと語ったRoy Stackhouse氏は、さらに“Call of Duty”と“Destiny”の関係についても言及しており、両者の間に大きな違いが存在することから、しばしば懸念されるようなオーディエンスの共食いは生じず、両タイトルが容易に共存可能だろうと発言。ホリデーシーズンの競争が激化する状況下においては、Activisionが今年を代表する2つのFPS“Call of Duty”と“Destiny”の両方を擁することが優れた地位にあることを示しているとアピールしました。
今年最大規模のローンチと注目を集める“Destiny”ですが、Roy Stackhouse氏によると、9月9日には世界中で1,000店舗を超える規模の深夜販売が実施され、35万を超える販路が“Destiny”の販売を行ったとのことで、史上最大規模とも言える予算が投じられた“Destiny”のビジネス的な動向に改めて注目が集まるところです。
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