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先日、海外ローンチを果たし、非常に高いレビュー評価を獲得したMonolith Productionsの新作「Middle-earth: Shadow of Mordor」ですが、新たに本作最大の特徴であるNemesisシステムにスポットを当て、タリオンに1度敗れたオークが復讐に乗り出す様子を描いた新トレーラー“Forge your Nemesis”が公開されました。

また、本作のリードデザイナーBob Roberts氏がEurogamerのインタビューに応じ、本作の名称に知名度の高い“ロード・オブ・ザ・リング”の銘を用いなかったことについて興味深い見解を明らかにしています。

プロジェクトの始動にMonolithが掲げたゴールの1つが所謂“ムービーゲーム”を作らない事だったと語ったBob Roberts氏は、既に映画で描かれた出来事を単にもう一度焼き直さず、独自の物語と経験を盛り込んだMonolith自身の作品として、最良のゲームを作ろうと取り組んできたと説明。

さらに氏は、Monolithが望めば“ロード・オブ・ザ・リング”の名称を使用することもライセンス的に可能だったと明かし、それでもなおトルーキンの神話に親しんだファンと、これまでに作品を目にする機会を持たなかったユーザーにも十分な価値を持つ独立したタイトルを作りたかったと述べ、“ロード・オブ・ザ・リング”と銘打つことで生じる“映画の語り直し”に対する混乱を回避するために“Middle-earth: Shadow of Mordor”のタイトルを掲げたと明らかにしました。