先日、素晴らし作品に仕上がったザック・ペン監督の新作ドキュメンタリー「Atari: Game Over」が遂に公開を果たし、およそ1年3ヶ月の取り組みを経て見事な大団円を迎えたAtariとE.T.の都市伝説にまつわる検証プロジェクトですが、新たにスミソニアン博物館を運営するスミソニアン学術協会が、アラゴモードの埋め立て地から出土した件の“E.T. The Extra-Terrestrial”カートリッジを収蔵したことが明らかになりました。
これは、ラルフ・ベア氏が生んだBrown BoxのプロトタイプからPongのアーケード筐体まで所蔵するビデオゲームの歴史的なコレクションを誇るスミソニアン学術協会の技術者Drew Robarge氏が報告したもので、スミソニアンがビデオゲームの殿堂ではないと前置きした氏は、“E.T. The Extra-Terrestrial”のカートリッジが1982年から1985年に掛けて生じたビデオゲーム産業の崩壊を象徴する化身そのものだと説明。
それだけではなく、“E.T.”のカートリッジが現在も続く映画のビデオゲーム化におけるチャレンジやAtariの衰退、ビデオゲームの製造やゲームカートリッジのライフサイクルといった時代的要素を定義するアーティファクトの1つだと語った氏は、このカートリッジが埋葬にまつわる都市伝説と、かつてアメリカ企業が支配したコンソールシーンの終焉まで物語る濃厚で複雑なオブジェクトだと述べ、“ある人のゴミは、別の誰かにとっての宝だ”とカートリッジの重要性を改めて強調しています。
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