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先日、パッチ2.3.0のハイライトとして導入されるHoradric Cubeに似たアーティファクト“Kanai’s Cube”や10段階のTorment拡張といった新要素の概要をご紹介した「Diablo III: Reaper of Souls」ですが、昨晩PTRにパッチ2.3.0が導入され、本リリースに向けたテストが開始されました。

ハイライトの概要については、前回ご紹介した過去記事を確認頂くとして、2.3.0PTRの稼働に併せて公開されたパッチノートによると、新たに導入される“Kanai’s Cube”（※ Act3に追加される新エリア“Ruins of Sescheron”の深部にて入手可能）は、街に新たなArtisanとして設置されるもので、以下のような機能を特色としています。

■ “Kanai’s Cube”の主な機能

• レジェンダリアイテムを分解することで能力を抽出し、アイテムやスキル、パッシブとは別に装備可能。能力の抽出は武器と鎧、アクセサリに分類され、分類毎に1つの能力を個別に装備可能（武器と鎧、アクセサリ分で計3つ）。
• エンチャント済みのレジェンダリ品を含む完全なリロール。
• ランダムなレジェンダリ品が得られるレアアイテムのアップグレード。
• 同一セット内の別アイテムが得られるセットアイテムの交換が可能。
• 装備品に設定されたレベル要求値の削除が可能。
• 宝石を別の種類に変換可能。
• クラフト素材の変換が可能。
• ※ いずれの利用も各Actの規定バウンティクリア時に得られるリワードHoradric Cacheからドロップする専用のクラフト素材が必要となる。（現在のPTRビルドだと1つのHoradric Cacheから1種類の専用クラフト素材が5つ程度スタックした状態でドロップ、パッチ以前のHoradric Cacheからも取得可能）

■ その他、幾つかの新要素について

• 新たに“Season Journey”と呼ばれるシーズン向けのプログレッションが実装される。計4つのチャプターに分類されており、最も難しいチャプター4をクリアすることで専用のポートレートフレームとペットが入手可能。
• BarbarianのBattle RageやIgnore Pain、Sprint、CrusaderのAkarat’s ChampionやProvoke、Demon HunterのPreparation、MonkのBlinding Flash、Witch DoctorのHexなど、多数のスキルが左クリックに割り当て可能となった。
• BarbarianのBattle Rage“Ferocity”ルーンの移動速度増加を含む微調整や、CrusaderのJudgment用ルーン差し替え、Demon HunterのSpike Trapに対する上方調整、MonkのDashing Strike発動時にRootの無効化を付与、Witch Doctorの一部スキル差し替えや属性変更を含む多岐に及ぶ上方調整、WizardにおけるArchonとUnstable Anomalyの仕様変更など、多数のクラス向けバランス調整を実装。
• AzurewrathやFulminatorの強化、Hellfire Amuletのソケット保証、その他クラス専用新レジェンダリや新セット、一部既存セットの調整を含むアイテムの大幅な変更。
• アドベンチャーモードの1セッション中に登場するボーナスActが2つから1つに変更され、ボーナスActの指定バウンティクリア後にボーナスのHoradric Cacheが追加される。なお、ボーナス分のHoradric Cacheからもキューブ用の素材がドロップする。
• 個別のバウンティクリア向けのBlood Shardボーナスが廃止され、Horadric Cacheに組み込まれた。
• オブジェクティブのロケーションを示すピンの表示が5分から1分に短縮された。
• Greaterを含むNephalem Riftがキーストーンの所持を必要とせず、GRの開始レベルを決定する“Realm of Trials”も廃止された。これに伴い、Greater Riftの階層はドロップダウンのメニューから選択可能となっている。
• 各ActのKeywardensは鍵の代わりに直接Infernal Machineをドロップするよう変更され、既存の鍵用レシピが廃止された。