先日、ステルス系の能力が多数確認できる解説映像をご紹介した人気シリーズ最新作「Deus Ex: Mankind Divided」ですが、新たにEidos Montrealが開発映像シリーズ“DXTV”の最新エピソードを公開し、Human RevolutionのDirector’s Cutに実装された“New Game+”の再導入や、映画“マッドマックス2”のウェズ役で知られる俳優ヴァーノン・ウェルズの起用など、幾つかの新情報が明らかになっています。
また、先日一部の海外メディアが本作のボス戦について従来の戦闘やステルスに加え、“会話でもクリア可能”だと報じ、E3デモのダイアログシーケンスとボス戦を混同しているのではないかと見られる内容に情報が錯綜する状況となっていましたが、新たにEidos MontrealのプロデューサーPatrick Fortier氏とOliver Proulx氏がこの件についてEurogamerの確認に応じ、従来のボス戦やステルス、“Ghost”プレイ、有力者との会話による交渉、ノーキルといった要素の関係を明らかにし、従来のボス戦と会話による交渉が別の要素であることを明言しました。
■ DXTV最新エピソードから判明した新たなディテール
- 前作の“Director’s Cut”に導入された“New Game+”が改めて導入される。
- HUD要素が前作以上にカスタマイズ可能となる。Jean-Francois Dugas氏とPatrick Fortier氏は、要素のスケーリングにも対応することを示唆している。
- インベントリ管理が今作も存在する。
- カバー間の移動アクションがよりスムースに改善される。
- 遠隔ハッキング機能が導入される。
- “選択と結果”はより拡張され、幾つかの選択は後のゲームプレイに影響を与えるよう持ち越される。
- 映画“マッドマックス2”のウェズ役で知られる俳優ヴァーノン・ウェルズの出演が決定。アダム・ジェンセンが新たに所属するインターポールの対オーグメントテロリスト部隊“Task Force 29”のボスであるJim Millerのボイスアクトを担当する。
■ ボス戦と“Ghost”、ステルス、会話による交渉、ノーキルを巡るディテールについて
- E3デモに見られた重要人物(NPC)との会話による交渉や議論と、ボス戦は別のゲームプレイ要素であり、所謂従来のボス戦を会話でクリアする要素は存在しない。
- なお、重要人物との会話による交渉の結果が、後に発生する従来のボス戦に影響を与える要素が一部存在する。
- ただし、前作の“Director’s Cut”にて改善された通り、ボス戦は“ステルス”と“戦闘”のどちらでもクリア可能。また、情報が錯綜する要因の1つでもあるボス戦の“Ghost”クリアも可能となっている。
- 余談ながら、“Ghost”は本作のステルスアプローチにおけるスタイル/ボーナスの1種であり、敵対する人間やBotに見つからないだけではなく、敵に直接触れず(※ テイクダウンは可)、オブジェクトも移動させてはいけないなど、文字通り存在しない幽霊として行動する、ストリクトなステルスプレイを指す。
- また、“Deus Ex: Mankind Divided”は完全なノーキルクリアが可能。前作の平和主義者クリアは“ただしボスを除く”という仕様だったが、“Mankind Divided”はボス戦もこれに含まれ、前述した会話による交渉とは別の要素として非殺害クリアの手段が用意されている。
- “Deus Ex: Mankind Divided”は、“Director’s Cut”の改善に続いて100%ステルスでクリア可能だが、同じく“Ghost”による100%クリアも可能となっている。
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