本日、Double Fineのお馴染みティム・シェーファーと数え切れない功績やFalloutの父として知られるinXileのボスBrian Fargo氏、Brian Fargo氏と共にFalloutや多くのBlack Isle Studios作品を手掛けたObsidian EntertainmentのボスFeargus Urquhart氏の3人が顧問を務める新しいクラウドファンディングサービス「Fig」が始動し、初の対応プロジェクトとして俳優のマシ・オカ氏が設立したMobius Digitalの新作で、IGF 2015の最優秀賞Seumas McNally Grand Prizeを獲得した“Outer Wilds”の資金調達キャンペーンがスタートしました。
本日サービスを開始した“Fig”は、かつてDouble FineのCOOを務めたJustin Bailey氏が設立した同名のスタジオ“Fig”が運用を手掛けるビデオゲーム専門のクラウドファンディングサービスで、従来のKickstarterキャンペーンと大きく異なる取り組みとして、支援したゲームの成功に伴い、投資家が従来のリワードやゲームのコピーではなく、現金で利益を得ることが可能であることが挙げられており、KickstarterのPledgeよりもむしろ株式投資に近い夢のある後発サービスとなっています。
今のところ現金で利益が得られる支援者は、100万ドルを超える資産を持ついわゆる適格投資家に制限されているものの、今後数ヶ月のうちにこれをより多くの支援者に解放するための計画を進めているとのこと。
また、前述したビデオゲーム産業及びインディージャンルの巨人として知られるティム・シェーファーとBrian Fargo氏、Feargus Urquhart氏は同サービスの顧問として“Fig”を利用するプロジェクトのメンターとして作品を支援するだけでなく、今後はDouble FineとinXile、Obsidianのクラウドファンディング作品が何れも“Fig”を利用しプロジェクトを進めることが報じられています。
なお、“Fig”のサービス開始に併せてクラウドファンディングキャンペーンを始動した“Outer Wilds”は、20分毎にリセットされる謎に満ちた宇宙を舞台に、1度のプレイスルー時間が制限された状況下で好奇心の赴くままに広大な宇宙を探索するというアドベンチャー作品で、約30日のキャンペーンを通じて12万5,000ドルの資金調達を目標としており、野心的なサービスの始動にふさわしい注目作の成功に大きな期待が掛かる状況となっています。
プロジェクトの始動に併せて、マシ・オカ氏やティムも姿を見せる“Outer Wilds”のプロモーション映像やコンセプトフッテージが公開されていますので、気になる方やマシ・オカ氏のファンは野心的な取り組みの概要を確認しておいてはいかがでしょうか。
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