先日、2015年9月4日にワシントン州キング郡上位裁判所にて結審した著名なコンポーザーMartin O’Donnell氏の解雇を巡るBungie及びHarold Ryan社長と氏の仲裁裁判において、Martin O’Donnell氏が全面的な勝利を獲得した話題をご紹介しましたが、新たにVentureBeatが今回の裁判資料を公開し、2010年に予定していた「Destiny」のロードマップが浮上。2020年までに4本のリテール版をリリースし、それぞれに大規模なDLC展開を予定していたことが明らかになりました。
これは、裁判資料に添付されたMartin O’Donnell氏とBungieの雇用契約書から明らかになったもので、この資料にはDLCを含む製品のリリースに併せて氏に支給されるBungie株の一部の割り当てが記されており、この契約が交わされた2010年12月31日時点で、“Destiny”(※ Project Tiger)が以下のようなメジャーリリースを予定していたことが判明しています。
- “Project Tiger”の製品版第1弾:2013年9月24日リリース予定
- “Project Tiger”の製品版第2弾:2015年9月30日リリース予定
- “Project Tiger”の製品版第3弾:2017年9月30日リリース予定
- “Project Tiger”の製品版第4弾:2019年9月30日リリース予定
- 大規模DLC“Comet 4”(※ 第4弾):2020年9月30日リリース予定
“Project Tiger”は、一時プレイアブル種族としてタイガーマン(参考:過去記事とエイプリルフールネタ)の導入を真剣に検討していたBungieが“Destiny”に用意していたコードネームで、この資料に記された“Comet 4”はそれぞれ14/16/18/20年にリリースを予定していた大規模DLC“Comet”の第4弾であることを示しています。(※ 第4弾のみ記されているのは、DLCリリースによるMartin O’Donnell氏向けの株割り当てが第4弾に集約されていることを示す)
今回浮上した“Destiny”リリースのロードマップは、2010年4月16日にBungieとActivisionが取り合わした10年に及ぶ“Destiny”の独占契約に準拠するもので、旧Infinity Ward/Respawn EntertainmentとActivisionが争った“Call of Duty”の裁判時に“Destiny”の4作品と大規模DLC“Comet”4本の存在が確認されていました。
なお、これらのロードマップを含むBungieとActivision間の契約は既に更新されており、現行の計画が2010年当時と大きく異なることが予てから報じられていました。
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