いよいよ明日からスタートする「Star Wars Battlefront」の世界的な大規模オープンベータに大きな注目が集まる状況となっていますが、新たにお馴染みDigital FoundryがPC版のベータビルドにかなり近い早期アクセスビルドを用いたパフォーマンス解析を実施し、昨日ご紹介した公式な推奨要件よりも一部低いスペックで動作させたパフォーマンスが確認できるプレイ映像に加え、技術的なディテールに関する幾つか興味深い情報が明らかになっています。
- 今回の検証映像は、i7 4790と8GBメモリ、AMD R9 290X(シングル)を搭載したPCで動作しており、推奨動作要件の16GBメモリを満たしていなかった。
- 垂直同期をオフにしたこのPCの1080p/Ultra設定で動作させた“Star Wars Battlefront”は、多くのシーンで80fpsを上回る動作を見せ、60fpsを下回るドロップはほとんど見られず、シャッタリングを心配する必要もなかった。
- また、Digital Foundryは本作に用意された4種のグラフィックスプリセットに多くの調整可能な余地と柔軟性が確保されていると述べ、低スペックのPCでも調整次第で十分にプレイが楽しめることを示唆している。
- 新たに物理ベースのレンダリングや写真モデル化技術(Photogrammetry)を導入したことにより、ビジュアルは飛躍的な進化を遂げているが、一方ではこれまでの“Frostbite 3”作品に比べて幾つかの要素を抑えることで合理的な最適化が図られており、十分なパフォーマンスが獲得できるよう入念な調整が施されている。トレードオフとして挙げられた具体的な要素は以下。
- AAは3種のFXAAに集約され、ディファードのマルチサンプリングAAが廃止された。FXAAはパフォーマンスに与える影響が低く品質も十分だが、僅かにポストプロセス特有のぼけが生じる。なお、現在はDICEがTAAの導入に取り組んでいるとのこと。
- 大規模戦も最大20vs20となり、Battlefieldの64人対戦に比べてパフォーマンス的なインパクトは大きくない。
- 環境要素の物理的な破壊表現もBattlefieldほどダイナミックな実装は見られず、マップ構造の大部分はスタティックなオブジェクトとなっている。
- オブジェクティブであるAT-ATを除くプレイアブルなビークルはパワーアップで登場することから、こちらも常に大量のビークルがマップ上に存在するBattlefieldに比べてパフォーマンスの確保に貢献している。
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