2013年4月に名門“LucasArts”がライセンスビジネスにシフトし、スタジオ内部のビデオゲーム開発を全て取りやめたことからキャンセルとなった「Star Wars 1313」ですが、現在Visceralが開発を進めている新作がこの後継ではないかともまことしやかに噂されるなか、数々のスピルバーグ作品を手掛けた名プロデューサーでルーカスフィルムの社長でもあるキャスリーン・ケネディ女史が/Filmのインタビューに応じ、ルーカスフィルムがお蔵入りとなった“Star Wars 1313”の復活を検討していると明らかにしました。
これは、2005年にルーカスが発表したTVドラマシリーズ“Star Wars: Underworld”(※ EP3“シスの復讐”からEP4“新たなる希望”に至る時代の裏社会を描く大人向けの作品となる予定だったが、技術や予算の問題で実現不可能とされたもの)と“Star Wars 1313”の類似性に加え、当初400エピソード規模のドラマとして構想され、100エピソード近い脚本が書かれたとされるドラマの脚本や設定が全く無駄になってしまったか、という質問にキャスリーン・ケネディ女史が答えたもの。
質問に応じたキャスリーン・ケネディ女史は、ルーカスフィルムがこれらの製作に多くの時間を費やしただけでなく、今後さらなる開発と調査を進めたい要素だと語っており、特に“Star Wars 1313”については、コンセプトアートを含めその存在自体が信じがたいほど素晴らしいものだと説明。“Star Wars 1313”のために作られたどんなものも捨て去りたくないと語った女史は、この計画を進めるために多くの時間を費やし議論を重ねていると述べ、明確に復活を望んでいる作品だと断言しています。
なお、キャスリーン・ケネディ女史は“Star Wars 1313”がゲームとして復活を果たすとは語っておらず、Underworldと1313、アンソロジーシリーズの2作目としてボバ・フェットのオリジンを描くとされる新作映画の関係に大きな注目が集まるところです。
余談ながら、“Star Wars 1313”は惑星コルサントの華やかな上層世界と対を成す地下の犯罪社会“Level 1313”を舞台に、賞金稼ぎとして名を成す以前の若きボバ・フェットを主人公に描く作品で、メンターの下で成長するボバ・フェットの物語や活躍を軸に、“ボバ・フェットはどういった人物だったのか”、“なぜハン・ソロがジャバの下で働いていたのか”といった疑問やボサンのスパイに絡む要素を描くタイトルだったとされており、プロジェクトのキャンセルを惜しむ声が多く寄せられる状況となっていました。
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