Martin O’Donnell氏の解雇にまで至ったDestinyの大きな方向転換を筆頭に、内部の再編や開発状況がしばしばトピックとなる“Bungie”ですが、本日スタジオの公式サイトが更新され、約10年に渡って社長とスタジオヘッド、会長職を兼任し中期Bungieを率いたHarold Ryan氏が辞任し、後任としてHaloシリーズやDestinyのフロントマンとして活躍したCOO Pete Parsons氏が新たなCEOに就任したことが明らかになりました。
今のところ、Harold Ryan氏がスタジオを去ったのか、それとも新たなポジションに就いたのか、辞任の背景を含め具体的な情報は記されていませんが、新CEOとして声明を発表したPete Parsons氏は、Harold Ryan氏と共に多くの勝利を祝い、数々の嵐を切り抜けてきたと振り返り、氏の貢献と情熱、献身、友情に感謝を伝えており、Harold Ryan氏がスタジオを去った状況にあることを示唆しています。
また、Destinyのプレイヤーに語りかけたPete Parsons氏は、DestinyがBungieにとって最も優先度の高い計画であることを知って欲しいと述べ、スタジオが常に素晴らしいゲームを届けられるよう努めてきたと説明。Destinyが唯一無二の経験であること確信していると強調した氏は、一方でDestinyのプレイヤーが未だBungieのベストな作品を目にしていないと語り、新CEOに就任した自身の役割がこの約束を果たすべく全力で集中することにあると明言。Bungieの新たな挑戦、新たな始まりとして、Destinyに素晴らしい体験を提供し続けるとアピールしました。
スタジオマネジャー兼製作総指揮として、中期Haloシリーズの成功を支え、バックエンドやインフラを含む技術と作品の両方に深い理解と知識を持つPete Parsons氏のCEO就任がどんな意味を持つのか、現在の姿がまだ最高の状態ではないと語られた“Destiny”の拡張と運用を含め、Bungieの新体制に大きな注目が集まるところです。
余談ながら、今回辞任したHarold Ryan氏は、2006年にスタジオマネジャーとなり、2008年以降社長としてスタジオを率いた人物で、Martin O’Donnell氏が解雇された際には、未払い分の給与やスタジオの発起人株等を巡り2人が直接裁判で争う状況にまで至り、最終的にHarold Ryan氏が損害賠償を含む95,000ドル以上の支払いと、30万株を超える優先株の返還に応じる結果となったことが知られていました。
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